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設計調書作成時にエラーが発生する場合の解決方法

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設計調書作成時にエラーが発生することがあります。今回はこのようなときにお試しいただきたいことをご案内いたします。

調表出力ライブラリがインストールされていないため設計調書に移行できません

設計調書を出力するには「調書出力ライブラリ」をインストールする必要があります。調表出力ライブラリはホームページまたはユーザ情報ページからダウンロードいただけます。

調表出力ライブラリがインストールされていないため設計調書に移行できません(調表出力ライブラリインストール済)

「調表出力ライブラリ Ver.2」には32bit版と64bit版があります。32bit 製品で設計調書出力を行うときは32bit版の、64bit製品で設計調書出力を行うときは64bit版の「調表出力ライブラリ Ver.2」をインストールする必要があります。

32bit 版と64bit 版の製品を使用する場合は、「調表出力ライブラリ Ver.2」も32bit 版と64bit 版の両方をインストールしてください。(使用している製品が64bit であれば、メイン画面のタイトルバーに「(x64)」と表示されます。)


図1 RC断面計算(旧基準)64bit版
図2 RC断面計算(旧基準)32bit版

RPCサーバーを利用できません

保留中のWindowsUpdate 等によりPC が不安定になる場合があります。

※ PC の「シャットダウン」ではなく「再起動」を選択ください。PCを再起動しても同じエラーが発生するときは、「調表出力ライブラリ Ver.2」の再インストールを行ってください。

Microsoft®Excel(97以降)がインストールされていません

お使いのPC のExcel 環境の一部が正常に機能していないことが推測されます。

「調表出力ライブラリ」のExcel ファイル出力機能は、Excel を介して(Excel を起動→ Excel マクロを使用)処理を行っており、それらの機能はExcel のOLE オートメーションサーバを使用しております。

※ OLE オートメーションとは、OLE(アプリケーション間のデータ転送/データの共有を行なえるようにするWindowsのしくみ)を利用し、外部アプリケーションからのアクセスを可能にする機能です。

通常、Excelがインストールされますと、ExcelのOLEオートメーションはExcelの機能の一部として自動的にセットアップされるものです。エラーメッセージから、何らかの原因によりExcelのOLEオートメーションが正常に呼び出せなくなっているようです。

考えられる対策としまして、下記があります。


1. 調表出力ライブラリの再インストール
2. Excel の修復もしくは再インストール


Excel 環境破損と思われる場合、一般的にExcel の修復インストールまたは再インストール(コントロールパネルでアンインストールし、Office パッケージメディアからインストール)することで改善することがあります。

※再インストールをされる際には、万一の為Excel(またはOffice)関連のデータバックアップをお勧めいたします。


Excel の修復の方法は以下の通りです。


1. タスクバー上のエクスプローラーアイコンをクリックしエクスプローラーを開きます。アドレスバー左にある上矢印「↑」をクリックし、「コントロールパネル」を選択します。もしくはスタートメニュー「Windows ツール」から「コントロールパネル」を選択します。

※ Windows11の場合。Windows10の場合は「Windowsシステムツール」をご確認ください。


2.「プログラムのアンインストール」をクリックします。

※表示方法:カテゴリの場合


3. Officeを選択し、右クリックから変更を実行しますここでクイック修復を実行します。こちらで修復後も問題が改善されない場合は、オンライン修復をお試し下さい。


(Up&Coming '23 春の号掲載)

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