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●新規価格 462,000円(税抜420,000円) ●リリース2022年9月 |
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改訂内容 今回の改訂では、主に下記の対応を行いました。
沈下量計算時の堤防盛土荷重スライス機能拡張 即時沈下量は「柔構造樋門設計の手引き」の式(1-5-7)(P.84)より、下式で算出しています。 ここに、 Ver.15以前は、盛土が単純な台形形状の場合は横方向にスライスしますが、複雑な形状に対しては縦方向にスライスする仕様としていました。複雑な形状とは、盛土形状を水平にスライスしたときの交点が3箇所以上ある場合、または盛土底面が水平でない場合です。Ver.16ではこの使い分けをなくして、どのような形状に対しても横方向にスライスするようにしました。常に横方向分割とすることで、手引きのモデル図に近いスライス方法で即時沈下の計算を行うことができます。また、形状により分割方法が変化することがなくなりました。なお、基本条件のスイッチによりVer.15以前の方法でスライスすることも可能です。 横方向スライスによる計算モデルは、堤体形状を上下水平の台形要素で分割し、各台形要素をその重心位置が一致する等分布荷重に置換えます。図2は、複雑な形状の盛土ブロックを等分布荷重に変換するイメージを示したものです。 剛支持モデルでの沈下量算出 Ver.15以前は、剛支持モデルの場合、計算に使用しない沈下量を計算対象にしていませんでした。これに対して、剛支持と判定した沈下量を出力したいとのご要望が寄せられていました。Ver.16では剛支持の場合でも沈下量の計算を可能にしました。図3に示した基本条件の「剛支持時に沈下量を確認する」にチェックを付けることで、剛支持モデルにおいても沈下量を計算します。また、沈下量を直接入力する場合は、柔支持と同様に直接入力した位置での照査を行います。これにより、柔支持、剛支持とも同じ照査点で断面力を抽出し照査することが可能になります。 門柱の計算結果一覧表出力改善 門柱の曲げ応力度結果一覧は、結果値÷許容値の比率が最も大きいケースについて表示しています。Ver.15以前は、曲げ応力度と最小鉄筋量照査を含めて抽出していましたが、Ver.16では、最小鉄筋量照査がOKの場合は曲げ応力度が最も厳しいケースを抽出するように改善しました。これにより、全ての照査がOKの場合は曲げ応力度のみに着目した厳しいケースが表示されます。 |
(Up&Coming '22 秋の号掲載) |
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