New Products & Service | 橋梁下部工 | |||||
●新規価格385,000円(税抜350,000円) ●リリース2022年6月24日 |
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Ver.3の改訂内容 「二柱式橋脚の設計計算(部分係数法・H29道示対応)Ver.3」では、下記の機能追加や拡張を行いました。以下に、これらの機能の概要を紹介します。 ・永続/変動/偶発(衝突)ケース入力機能強化 ・震度連携サポート機能対応 永続/変動/偶発(衝突)ケース入力機能強化 平成29年道路橋示方書に準拠した設計を行う場合、想定される全ての作用組合せケースについて照査を行う必要があり、荷重ケースの設定作業が大きな負担となっていました。Ver.3では、これらの作業を簡略化するために、永続/変動/偶発(衝突)ケースにおける入力機能の拡張を行いました。 (1)荷重ケース自動生成機能 これまでは、多数の荷重ケースを照査方向毎に追加し、荷重ケース毎に各種設定を行う必要がありました。Ver.3では、設計データ新規作成時に、「初期入力」画面の「考慮する作用種別」の設定より、自動的に永続/変動/偶発(衝突)の荷重ケースの生成を行うことが可能です。 (2)上部工反力一括入力機能 本機能は、永続/変動/偶発(衝突)ケースの上部工反力において、作用種別毎の荷重を一括入力・反映できる機能です。各荷重ケースの荷重状態に合わせて、作用組合せに含まれる作用種別の荷重を反映します。また、温度差の影響TFの作用方向の設定、風荷重WS、WLの方向毎の設定、雪荷重SWの水平力の考え方の設定等、一括入力に関する様々な設定もご用意しています。 (3)荷重ケース一覧画面 永続/変動/偶発(衝突)照査における荷重ケースの一覧表示に対応しました。これにより、設定いただいた全ての荷重ケースを一覧で確認・変更することが可能となります。本機能を入力チェックとしてご利用いただくことで、入力ミスの軽減につながります。 (4)荷重ケースインポート/エクスポート機能 永続/変動/偶発(衝突)照査における荷重ケースのインポート/エクスポート機能に対応しました。これにより、複数の橋脚を有する一連の橋梁において、荷重ケースの情報を共有することで複雑な作用組合せの入力も簡単に反映できるようになりました。 震度連携サポート機能 震度連携時のプロジェクトファイル(*.PFU)では、複数の二柱式橋脚データを含んでいる場合、径間数や登録基数に比例し二柱式橋脚製品側で同一の操作を行う回数が増加します。Ver.3ではこれらの操作を軽減するため下記のサポート機能をご用意しました。 機能1 震度算出結果の自動取込(取込画面を介さずにファイル読込時に取込) 機能2 設計データの更新(全ての二柱式橋脚を最新バージョンに更新など) 機能3 非線形動的解析モデルの新規保存または更新 機能4 「開く→構造物の選択→取込→剛性モデル更新→保存」を自動化 その他の対応項目 Ver.3では、その他の画面の入力機能強化やBIM/CIMモデルをサポートできる下記機能についても対応を行いました。 ・偶発(レベル2地震動)時の死荷重時上部工反力の入力拡張 ・メイン画面の3Dモデルのデータエクスポート その他にも、「橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」において寄せられた多数の要望に対応しております。 |
(Up&Coming '22 盛夏号掲載) |
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