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地震シミュレータプラグイン・オプション

ィジクスモデル対応、VR地震シミュレータシステム 地形変形他、各種フィジクスカスタマイズ対応

●新規価格地震シミュレータプラグイン・オプション:440,000円(税抜400,000円)

地震シミュレータプラグイン・オプション VRモーションシート連携:1,100,000円(税抜1,000,000円)

●リリース2022年2月2日

プログラム概要

UC-win/Road上で、地震により発生する家具や照明の揺れ、倒壊等の被害状況や影響を、簡易な入力により3DVRで可視化します。対象とするモデルに質量・重心・摩擦係数等の物性値を与えることで、家具や什器の揺れを再現し、転倒などの様子を即座にシミュレーションできます。

以下に、これらの機能の概要を紹介します。

物体同士の接触判定も行われ、机から引き出しが飛び出す様子、家具と家具がぶつかり移動方向が変わるといった挙動にも対応します。モデルに効果音を設定することで、揺れに合わせた地鳴りや、家具の衝突音を発生させます。気象庁が一般公開している地震波形情報をインポートして利用し、実際に起きた地震の再現、今後起こり得る地震の事前シミュレーションが可能です。


プログラムの機能と特長

●解析・シミュレーション
モデルの特性設定では、モデルに質量・重心・摩擦係数等の物性値を与え、揺れや転倒の様子を即座にシミュレーションできます。また、モデルは複数のパーツで構成されており、各パーツを選択すると、パーツごとに物理演算の設定が可能です。パーツの関係を設定することで、机の引き出しや、棚の扉などの動きを表現できます。


図1 3Dモデルの編集画面


●柔軟で高精度な表現性
UC-win/Road上で操作可能であるため、実空間と非常に近い表現が可能です。また、UC-win/Roadの持つ各種機能、Shade3Dを始めとした各製品との連携も、従来通り使用できます。


図2 データ連携 加振波形データ適用、モデルインポート


●解析モデルの活用
オフィスビルやホテル商業施設のような大型施設から、戸建て住宅、集合住宅(マンション、アパート)等、対象を限定せず多様な構造物でシミュレーションを実現しています。また、必要に応じて棚の引き出しなど、より詳細な任意パーツのノードを追加することで、ミクロなシミュレーションも可能です。


図3 物体の転倒と落下の表現


VRモーションシート・HMD連携

VRモーションシートオプションを使用することで、VRモーションシートと連携し、地震による揺れの体験が可能です。またOculusやVIVEといったHMDと併用することで、より没入感の高いシミュレーションが行えます。


図4 VRモーションシートの連携


(Up&Coming '22 春の号掲載)

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