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サポートトピックス・CAD/UC-1シリーズ | ||
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「擁壁の設計・3D配筋」では、2次元図面(配筋図、加工図、鉄筋表)、3Dモデル(躯体、配筋)を生成する図面作成機能を備えています。この図面作成について、「主鉄筋曲げ長の算出根拠が知りたい」あるいは「断面変化の主鉄筋配置とならない」などの問い合わせを頂く事が多くあります。ここでは、主鉄筋曲げ長の算出の考え方、および、定尺鉄筋配置について紹介いたします。 「擁壁の設計・3D配筋」の主鉄筋曲げ長 「図面作成-鉄筋-竪壁鉄筋」画面の「曲げ長計算」で設定します。 ■曲げ長計算 鉄筋生成時の「主鉄筋の曲げ長(Lm)」は、道路橋示方書や土木構造物設計マニュアル(案)に関わる設計・施工の手引き(案)[ボックスカルバート・擁壁編]に記載された算出式で算出しています。目的とする計算方法を「図面作図条件」「土木構造物設計マニュアル」「定着長=直線長+円弧長」から選択してください。
たて壁主鉄筋の定尺鉄筋配置 たて壁主鉄筋に「定尺鉄筋」を使用する場合、たて壁主鉄筋、たて壁天端主鉄筋は、以下で配置します。
たて壁主鉄筋の定尺鉄筋配置と断面変化 たて壁主鉄筋の定尺鉄筋配置は、「土木構造物設計マニュアル案」に従った配置ですが、この「土木構造物設計マニュアル案」では、施工時の省力化のため、たて壁主鉄筋の断面変化はなくす事が推奨されています。 「擁壁の設計・3D配筋」の図面作成でもこの考え方に従い、たて壁主鉄筋に定尺鉄筋を使用した場合は、断面変化のない鉄筋配置としています。 その為、「擁壁の設計・3D配筋」の計算時に、たて壁主鉄筋に断面変化のある設計計算を行った場合でも、図面作成時には、断面変化のないたて壁主鉄筋を配筋します。 たて壁主鉄筋に断面変化のある配筋図を生成する場合には、たて壁主鉄筋に定尺鉄筋を使用しない設定とし、図面生成を行って下さい。 |
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