Vol.
 24

株式会社C.P.O設計

URL https://cpoplan.co.jp/

所在地 :東京都新宿区

左から 管理本部 浜田好正氏/インテリア事業本部 前田彩子氏、小川朋香氏、加藤泉美氏

昨年で創業30周年を迎えた株式会社C.P.O設計は、ビューティー/ヘルス分野を中心とした店舗の設計・インテリアデザイン、施工までを得意分野とし、年間で美容サロン約80件以上、クリニック(歯科医院およびその他クリニック)約100件以上を手掛けています。その中で、今回ご紹介するインテリア事業本部では、Shade3Dを活用し店舗の内装デザインを作成し、顧客への提案やプレゼンを行っています。
 
デザイン検討からレンダリングによるパース作成までShade3Dを活用
ハイクオリティな表現で説得力の高い提案を実現

C.P.O設計は、建築・ロードサイド事業、インテリア事業の、大きく分けて2つの分野で設計・デザイン・施工業務を行っており、これらの豊富な経験や深い専門知識、業界ネットワークを生かして、商業施設のプロデュースやコンサルティングにも携わっています。その中で内装デザインを手掛けるインテリア事業本部は、おおよそ10年前にShade3Dを使い始めました。顧客に対して説得力の高い提案を行うため、よりリアル感のあるパースでのファーストプレゼンを追求したことが導入のきっかけだったと、同社管理本部 浜田好正本部長は語ります。

「それまでは、いかにも図だよね、という感じのパースだったのが、Shade3Dを使うようになって非常に現実味のあるものに変わりました。施工後の実物とパースを比べても、ほとんど同じものが出来上がっているということで、Shade3Dの表現力に驚きました。」(浜田本部長)

 
管理本部 本部長 浜田好正 氏

 

インテリア事業本部 制作部で普段からShade3Dを使用している加藤泉美氏は、ハイクオリティなレンダリングまで同じひとつのソフトできること、また、デザインを作っている段階でなんとなく完成形が見えてくるところが、非常に使いやすい点だと評価します。

「美容室や歯科医院などの性質上、専門の器具が多くなってくるのですが、そういった細かな造形もしやすい。テクスチャや照明などのイメージを編集しやすいところも助かっています。」(加藤氏)

インテリア事業本部 制作部 加藤泉美 氏

壁のザラザラ感などのテクスチャも細かく設定できるため、顧客に実物のカットサンプルを見せる以前の段階であっても、Shade3Dのパースと言葉による説明だけでかなりの度合いを伝えられている実感があるといいます。

「美容室やクリニックを訪れる人は、生活感のあるところよりも非日常的な空間に来て、かつ安心して施術を受けられる環境を求めています。内装のトレンドを反映しつつ、そういった空間を豊かに表現するツールとして、Shade3Dは欠かせないツールとなっています。」(浜田本部長)

    
インテリア事業本部では、歯科や美容室などの内装デザインを数多く手掛けている

Shade3Dで作成した建築パース(左)と実際の写真(右)
(Up&Coming '25 新年号掲載)


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