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最新アクションカム事情 2020
-Insta360 EVO- |
HARDWARE INFORMATION
2020-No.4 |
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今回は、360度カメラの「Insta360 EVO」をご紹介します。
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▲図1:Insta360 EVO(左:180度カメラ形態/右:360度カメラ形態) |
上記写真のとおり、変形することで撮影するモードを切り替えることができる点がこのカメラの特徴です。広げることでデュアルレンズカメラの様な形態となり、折り畳むことで表裏に1個のレンズが配置された360度カメラの形態に切り替えられます。
180度3D Insta360 EVOを広げると、180度3Dの撮影モードとなります。2個の魚眼カメラで撮影されるため、カメラより前の領域はすべて記録され、再生時には3D映像として視聴することができます。
VRヘッドセット連携 スタンドアロン型のヘッドセット(Oculus Go、VIVE Focus など)では、アプリ「Insta360 VR」を使うと、Insta360 EVOで撮影した動画を転送できます。または、専用の編集ツール(後述)を使って、視聴可能なファイルに変換が可能です。
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▲図2:付属の3Dメガネを装着
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Insta360のWebサイトより専用の動画編集ツール"Insta360 Studio 2020" がダウンロードできます。このツールでは、360度動画から平面モニタ用映像への変換する際に、物体を追跡することが可能なため、自撮りした360度動画から自分を注視した動画に変換できます。
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▲図3:Insta360 Studio2020「360度動画の編集」 |
撮影した360度動画は、Insta360のアプリで、SNSにアップロードするために最適な動画形式にコンバートすることができます。例えばFacebookでは、360度動画と180度動画への変換が可能で、iPhone経由の場合、変換した動画がいったん写真フォルダに保存され、別途Facebookのアプリからアップロードする流れとなります。他に連携可能なSNSとしては、YouTube、Instagram、LINEなどがあります。アップロードするサービス用の動画を個別に用意する必要がないため、簡単に動画投稿ができそうです。
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カメラ形式 |
360度&180度3Dカメラ |
対応端末 |
対応端末iOS/Android |
機能 |
360度写真、360度動画/180度3D撮影/手ぶれ補正/タイムシフト/Wi-Fi/Free Capture/スマートトラッキング |
写真画素サイズ |
1800万画素(6080×3040) |
動画解像度 |
動画解像度5760*2880@30fps/3840*1920@50fps
3840*1920@30fps/3008*1504@100fps |
画像ファイルフォーマット |
INSP、JPEG (アプリでエクスポート可能)、RAW |
ビデオフォーマット |
INSV、MP4 (アプリでエクスポート可能)、LOG |
手ブレ補正 |
内蔵6軸ジャイロスコープ手ブレ補正 |
重量 |
113g |
サイズ |
展開時のサイズ: 98.4mm×49mm×26.27mm; 折りたたみ時のサイズ: 50.3mm×49mm×*52.54mm |
SDカード |
マイクロSDカード/UHS-I V30 スピードクラス推奨 exFAT (FAT64) フォーマット/最大容量 256GB |
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▲図4:Insta360 EVO アプリの画面 |
▲主なスペック(Insta360 Webサイトより抜粋) |
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