New Products & Service 仮設工

UC-1・UC-1 Cloud 統合版
土留め工の設計・3DCAD Ver.18

土留め工の設計・3DCADとUC-1 Cloud 自動設計 土留め工のライセンスを統合

3DA対応
計算・CAD機能
Cloud統合
電子納品
SXF3.1
3D PDF

●新規価格

Advanced:517,000円(税抜 470,000円)
Standard:429,000円(税抜 390,000円)
Lite:264,000円(税抜 240,000円)

 


●リリース2024年7月

土留め工の設計・3DCADセミナー
日時 : 2024年7月11日(木)9:30~16:30
会場 : 東京支社・各会場(TV会議)/オンライン
参加費 : インタラクティブ ¥19,800(税抜¥18,000)
     ライブ ¥9,900(税抜¥9,000)

Ver.18の改定内容

下記の改定内容についてご紹介いたします。


• 「UC-1 Cloud 自動設計 土留め工」とのライセンス連携に対応(Lite)
• 「鉄道構造物等設計標準・同解説(トンネル・開削編)令和3年8月」に対応(Advanced)
• 弾塑性法で盛替え支保工を伴わない撤去時の検討に対応(Standard)
• 逆解析ツールのパラメトリックスタディ結果を複数同時に土留め工の設計データ(*.f8L)エクスポートする機能を追加(Advanced)

「UC-1 Cloud 自動設計 土留め工」とのライセンス連携

UC-1シリーズにUC-1 Cloud自動設計シリーズを統合して「UC-1・UC-1Cloud 統合版 土留め工」として「土留め工の設計・3DCAD Ver.18」をリリースします。統合に伴い、「土留め工の設計・3DCAD」のライセンスをお持ちの方は、「UC-1 Cloud 自動設計 土留め工」が利用できるようになります。フローティングライセンスの場合、端末の種類を問わずブラウザで利用可能です。


「UC-1 Cloud自動設計 土留め工」の自動設計では、簡易な基本条件の入力と対象とする壁体種類を指定して計算実行すると、検討条件の中から全ての照査結果がOKとなる結果を抽出し、さらに最小部材や最小となる壁長(根入れ長)などの条件を満たしたケースを提案いたします。UC-1 Cloudでの自動設計後に「土留め工の設計・3DCAD」データファイル(*.f8L)をエクスポートし、「土留め工の設計・3DCAD」で詳細設計や計算書、図面の出力などを行うことが可能です。

図1 UC-1・UC-1 Cloud 統合版

「鉄道構造物等設計標準・同解説(トンネル・開削編)令和3年8月」に対応

主な改定内容は以下の通りです。

 

水平地盤反力係数khの算定式対応

 

ここに、
ρgk:地盤修正係数で0.5とする
Ed:変形係数の設計用値(kN/m2
Bh:換算載荷幅(m) ※掘削段階ごとの根入れ長によって異なる
D:親杭の幅(m)

 

鋼製支保工の座屈照査式対応
支保工の座屈照査は下式で行います。式中の各種許容応力度は、材質(SS400、SM490)、並びに、一般の場合と列車荷重を直接支持する場合で異なります。

ここに、

σc:軸方向力による圧縮応力度(N/mm2
σbc:曲げモーメントによる曲げ圧縮応力度(N/mm2
σcaz:弱軸まわりの許容軸方向圧縮応力度(N/mm2
σbay:強軸まわりの純曲げに対する許容曲げ圧縮応力度(N/mm2
σeay:強軸まわりに関するオイラー座屈に対する許容応力度(N/mm2

弾塑性法で盛替え支保工を伴わない撤去時の検討に対応

本製品では、弾塑性法の撤去時の検討において、盛替え支保工(盛替え梁や均しコンクリート、埋め戻し土などを想定)を設置することができます。これまでは各撤去時ケースで必ず1つ以上設置するものとしていましたが、今回、盛替え支保工を伴わない撤去時の検討に対応いたします。盛替え支保工は各撤去ケースごとに設定できますので、図2のように一次撤去時では「設置する」、二次撤去時では「設置しない」といった弾塑性解析が可能となり、さらに検討の幅が広がります。

図2 盛替え支保工の設置例

逆解析ツールのパラメトリックスタディ結果を複数同時に土留め工の設計データ(*.f8L)エクスポートする機能を追加

Advancedライセンスで利用できる逆解析ツールでは、検討パラメータ(地盤の粘着力や内部摩擦角、壁体の断面二次モーメントなど)を変動させたパラメトリックスタディを行い、全検討ケースの解析値と実測値のフィッティングを評価して、パラメータ推定を行うことができます。


逆解析を実行した後は結果確認画面(図3)で土留め工の設計データ(*.f8L)をエクスポートすることができます。これまでは推定パラメータが反映された採用ケースの1ケースのみしかエクスポートすることができませんでしたが、今回、パラメトリックスタディを行った全ケースの中から指定したケースを複数同時にエクスポートする機能に対応いたします。本機能により、逆解析により推定したパラメータを用いた予測解析をさらに効率的に行うことができるようになります。

図3 逆解析ツール(結果確認)


(Up&Coming '24 盛夏号掲載)

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