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UC-BRIDGE・3DCAD コンクリート道路橋の上部工設計計算および図面作成、3Dモデル生成に対応したプログラム 3DA対応
計算・CAD機能
電子納品
IFC
3D PDF |
●新規価格
一括施工対応:660,000円(税抜 600,000円)
分割施工対応:770,000円(税抜 700,000円)
●リリース2024年7月
Ver.2の改定内容
「UC-BRIDGE・3DCAD(部分係数法・H29道示対応) Ver.2」では、主に下記の機能追加を行います。
• PCコンポ橋の設計対応
• 釣合い鋼材量の算出対応
• 下部工設計用反力の算出対応
ここでは、これらの概要を紹介いたします。
PCコンポ橋の設計対応
格子モデルのジェネレート機能にPCコンポ橋(図1)を追加します。また、PCコンポ橋独自の照査として、「道路橋示方書・同解説Ⅲ コンクリート橋・コンクリート部材編(平成29年11月)」(以下、道示Ⅲ)の「11.3 桁と床版の接合部」に従い、以下のとおり主桁と床版との接合部の限界状態1および限界状態3について計算します。
限界状態1
桁と床版の接合面に生じるせん断応力度τbが制限値τbdを超えないことを照査します。
ここに、
S:桁断面に生じるせん断力(N)
Q:合成断面の図心軸に関する床版の断面一次モーメント(mm3)
b:桁と床版の接合面における橋軸直角方向の幅(mm)
I:合成断面の図心軸に関する合成断面の断面二次モーメント(mm4)
ξ1、ξ2、Φbc :調査・解析係数、部材・構造係数、抵抗係数
τbc :接合面におけるせん断強度の特性値(N/mm2)
限界状態3
接合面の面積に対するずれ止め鉄筋比pを算出します。なお本製品にずれ止め鉄筋の入力はないため、参考値として表示します。
ここに、
τ'b :合成断面が曲げひび割れした状態での接合面のコンクリートに生じるせん断応力度(N/mm2)
σsy :鉄筋の降伏強度の特性値(N/mm2)
σck :プレキャスト桁又は床版コンクリートのうち設計基準強度(N/mm2)の低い方の値
釣合い鋼材量の算出対応
道示Ⅲの「5.2.8 軸方向力又は曲げモーメントに対する軸方向鉄筋及びPC鋼材の配置」(3) 2)において、鉄筋コンクリート構造は引張側の軸方向鉄筋量が釣合い鋼材量以下となるよう規定されています。釣合い鋼材量はコンクリートの終局ひずみと引張側の鉄筋等の鋼材の降伏ひずみが同時に生じて破壊に至る場合の引張側にある鉄筋等の鋼材量で、「5.8.1 曲げモーメント又は軸方向力を受ける部材」の式(解5.8.4)より以下のとおり算出します。
ここに、
εcu:コンクリートの終局ひずみ
εsy:引張側の鉄筋等の降伏ひずみ
b:圧縮フランジの有効幅(mm)
d:部材断面の有効高(mm)
Nd:軸方向力(N)
σck:コンクリートの設計基準強度(N/mm2)
σsy:引張側の鉄筋等の降伏強度(N/mm2)
A's:圧縮側の鉄筋等の鋼材量(mm2)
σ's:圧縮側の鉄筋等の応力度(N/mm2)
下部工設計用反力の算出対応
格子モデルの設計において、下部工設計用反力を算出できるよう新たに対応します。
下部工設計用反力の算出においては、入力されている構造モデル全体を剛性を極大値とした仮想受け梁で支え、指定された下部工中心を固定支点とする構造モデルを作成し、解析を実行して求めます。下図はイメージ図であり、図中の鉛直部材(受け梁と固定支点を結ぶ部材)は結果に関係しません。
(Up&Coming '24 盛夏号掲載) |
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