New Products & Service シミュレーション

F8VPS Ver.3

メタバース適用プロジェクトの活用や計画・点検・維持管理にも活用可能

●新規価格

550,000円(税抜500,000円)



●リリース2024年6月

F8VPS体験セミナー
日時 : 2024年9月5日(木)13:30~16:30
会場 : 東京本社・各会場(TV会議)/オンライン
参加費 : 無料

はじめに

FORUM8バーチャル・プラットフォーム・システム(F8VPS)とは、WebGLを用いた技術でバーチャル上に展示会場・オフィス・工場などあらゆる空間を再現し、情報の共有やコミュニケーションを可能にするシステムです。ここではF8VPS Ver.3で強化した機能をご紹介します。

ユーザインタフェースの統合

全機能のユーザインタフェースを統一しました。


図1 ビデオ会議(左)、アバターの編集(中)、チャット(右)

既存機能の拡張

ユーザの皆様から頂いたご意見やニーズをもとに、既存機能(ミーティング機能、アバター機能等)の改善・拡張をしております。

 

ミーティング

• 会議時のチャットについて、インタフェースの改善を行いました。また、ミーティング参加者を一覧で把握できるようになりました。

 

図2 会議参加者用のチャット(左)、参加者の一覧(右)

 

• 仮想空間上のミーティングエリアを容易にカスタマイズできます(例:音声のみの会議/画面共有禁止のビデオ会議、など)。
• ミーティング参加条件を任意に設定できます(例:特定のエリアに入る/特定の3Dモデルに触る、など)。
• モバイル(タブレット、スマートフォン)でも使いやすいインタフェースとなっております。

 

図3 スマホを使ったミーティング(イメージ)。会議/空間を自由に切り替えられる

 

アバター
• 髪色や顔、アクセサリなどを変更し、アバターをカスタマイズすることが可能になりました。
• また、アニメーションでリアクションを送ることができます。

 

図4 リアクション:ガッツポーズ(左)、踊る(中)、手を振る(右)

新規機能

その他、以下の機能を新規に追加いたしました。


• マップ機能:各仮想空間のマップやウェブサイト全体マップを作成できます。マップ上のアイコンから仮想空間内の指定位置へ移動させる、といったことも可能になります。
• 3人称視点モード:自分のアバターを見ながら移動できます。
• チャットボット機能:ゆるキャラのモデルなどをチャットボットとして設定することができます。チャットボットダイアログはカスタマイズが可能です。
• 動画表示機能:3D空間上のモデルにVimeoの公開動画を映す機能です。ライブストリームや録画した動画を表示できます。

 

図5 チャットボット+動画(左)、スタジアム席表から席に遷移(右)

デジタルツインシステム事例

F8VPSは、デジタルツインシステムとしても多くご利用いただいています。


各種センサーから取得されたリアルタイム情報を仮想空間に表示し、モニタリングやデータ分析に利用する――といった利用法のほか、近年では、人や物の動きをリアルタイムに連携し、遠隔での操作を可能にするシステム開発事例もございます。位置情報を可視化するだけでなく、デバイスのステータス情報なども可視化することができますので、重要な情報を直感的に確認できるようになります。

図6 港内の運行状況モニタリング

今後の開発と展望

今後、VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)をより快適に使用できるように機能強化とUXの向上を進めて参ります。また、ユーザの皆様のニーズにお応えするため、カスタマイズ性の向上およびカスタマイズツールの開発も行う予定です。


また、デジタルツインのツールとしてますますご活用いただけるよう、各種データベースや地理情報システムとの連携およびデータの可視化機能の開発を行って参ります。

(Up&Coming '24 盛夏号掲載)

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