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●新規価格176,000円(税抜160,000円) ●リリース2023年2月 |
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Ver.9改訂内容 「建築杭基礎の設計計算 Ver.9」では、2022年3月 日本建築学会から発刊された「基礎部材の強度と変形性能」(以下、2022変形性能)に記載される、各杭種の限界曲げモーメント、限界せん断力およびM-φ関係の算定に対応しました。以降に、対応内容の概要および「鉄筋コンクリート基礎構造部材の耐震設計指針(案)・同解説」(2017年日本建築学会) (以下、2017基礎部材指針)との相違についてご紹介します。 荷重レベルに応じた低減係数への対応 2022変形性能においては、荷重レベルに応じて以下の低減係数が考慮されます。 応力度~ひずみ関係の算定式 場所打ちコンクリート杭、場所打ち鋼管コンクリート杭のコンクリートの応力度~ひずみ関係のe関数法の算定式が2017基礎部材指針より以下の通り変更されています。 M-φ関係 M-φ関係においては、Mc<My<Muの関係が成り立つ前提のトリリニアモデルとしていましたが、鉄筋の圧縮降伏が先行する場合や軸力のみで鉄筋が圧縮降伏し、コンクリートの圧壊に至る場合などを想定した補正を行い、状態によっては線形、バイリニアとして扱うように変更しています。また、鋼管杭については、トリリニアとしてモデル化します。 限界値の算定方法について 各杭種の設計限界値の算定方法も一部変更されています。1例として、PRC杭についてご紹介します。2017基礎部材指針において、損傷限界状態の限界曲げモーメントは、PHC杭と同等の算定式を用いています。2022変形性能においては、断面の曲げ解析によって算定する従来の方法が採用されています。 |
(Up&Coming '23 春の号掲載) |
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