New Products & Service UC-1 Cloud

UC-1 Cloud 自動設計 仮設構台

Web APとしてマルチプラットフォームでの利用が可能

●新規価格

193,600円(税抜176,000円)

●リリース2022年8月

UC-1 Cloud 自動設計シリーズ

UC-1 Cloud 自動設計シリーズとして、新たに「UC-1 Cloud 自動設計 仮設構台」をリリースしました。本シリーズはWebアプリケーションのため、インターネットに接続できる環境があればどこでもご利用いただけます。その他にも、下記のようなクラウド利用による様々なメリットがあります。
・PCやタブレット等のマルチデバイス、マルチブラウザで快適に利  用可能
・ユーザアカウント毎の環境設定に対応し、別々の端末でも同様の  サービスが利用可能
・クラウドサーバでデータファイルを管理
・複数ライセンス、マルチユーザでの利用が可能

図1 UC-1 Cloud 自動設計シリーズ

図2 UC-1 Cloud 自動設計 仮設構台

図3 UC-1 Cloud 利用イメージ

計算仕様

本製品の基本的な計算仕様は表1のとおりです。形式は「乗入れ構台、仮桟橋」および「路面覆工」に対応しております。「路面覆工」は両端に壁体がある構造となりますが、二径間の場合は両壁体の中間部に支柱がある形式となりますので、支柱部については後述する自動設計の対象とすることができます。

  • 「道路橋示方書・同解説 Ⅰ 共通編 平成29年11月」(公益社団法人 日本道路協会)
  • 「道路橋示方書・同解説 Ⅱ 鋼橋・鋼部材編 平成29年11月」(公益社団法人 日本道路協会)
  • 「土木構造物設計ガイドライン」(国土交通省)
  • 「鋼道路橋数量集計マニュアル」(一般財団法人 建設物価調査会)
適用基準 ・建築学会(平成26年)
・土木(道示、首公、仮設指針)
対応形式 ・乗入れ構台、仮桟橋
・路面覆工
構台タイプ ・タイプⅠ(幅員と主桁が直交)
壁体(路面覆工) ・鋼矢板
・親杭横矢板
計算内容 ・主桁(覆工受桁)の照査
・桁受け(はり)の照査
・水平継材の照査
・垂直・水平ブレースの照査
その他 ・「仮設構台の設計・3DCAD」データファイル(*.F8K)のエクスポート機能

表1 計算仕様

自動設計

UC-1「仮設構台の設計・3DCAD」では、形状を入力し、その形状に対して各部材の鋼材などを決定しますが、本製品の自動設計では、図4に示したように、最小限の基本条件と支柱条件(間隔・本数)、架構条件(間隔・本数)、計算対象とする各部材の鋼材候補などを設定します。計算実行すると、全検討ケースの中から全ての照査結果がOKとなる結果を抽出し、さらに支柱や架構本数が最小となる形状や鋼材候補の条件を満たしたケースを選定できます。本製品では一度の計算で、指定した支柱や架構の最小間隔(本数)から最大間隔(本数)まで全ての結果を確認できますので、より効率的な検討が可能です。支柱条件と架構条件は同時に自動設計の対象とすることができ、架構については設置しない(0本)といった条件も候補にすることができます。また、本製品では自動設計後に指定した計算条件についてUC-1「仮設構台の設計・3DCAD」データファイル(*.F8K)をエクスポートできますので、エクスポートしたデータファイルを同製品で読み込み、詳細設計や計算書、図面の出力を行うことが可能です。

図4 自動設計



(Up&Coming '22 秋の号掲載)

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