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●新規価格Advanced:396,000円(税抜360,000円) Standard:319,000円(税抜290,000円) Lite:217,800円(税抜198,000円) ●リリース2022年7月 |
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Ver.21の改訂内容 「設計要領第二集 カルバート 建設編(令和元年7月)NEXCO」(以下、「設計要領R1」とします)ではボックスカルバートの耐震設計手順の一例として「応答震度法」での例が示されています。 本プログラムでは「設計要領R1」の計算手法への対応を段階的に行っていく予定としており、第一弾で「設計要領R1」で追加されたレベル2地震動の照査項目への対応、第二弾で「応答震度法」への対応を予定しています。 今回はその第一弾の対応として次の機能拡張を行いました。 ・隅角部の照査 ・中壁及び中柱の破壊形態の照査 ・隅角部の層間変形角の照査 ここでは、その照査の概要を紹介します。 隅角部の照査 隅角部について、以下の照査方法を用いて耐震性の照査を行い、必要配筋量の照査を行います。 ・隅角部が閉じる方向の場合 図1の断面に対して鉄筋コンクリートの断面計算を行います。 ・隅角部が開く方向の場合 隅角部に作用する内側引張の曲げモーメントに対して式-1による照査を満足しない場合は、補強鉄筋を配置するものとして式-2により補強鉄筋量を算出します。 σtmax≦σbt …”式-1”
σtmax:引張応力度の最大値(N/mm2) T :補強筋の負担する引張力(N) TH :引張応力の合力(N) Asreq :必要補強鉄筋量(mm2) W :節点部奥行き(mm) σsy:鉄筋の降伏応力度(N/mm2) σtc:コンクリートが負担する最大引張応力度(N/mm2)(=2/3σbt) lz:引張応力度の発生する領域 (=0.8d) d :隅角部領域高さ(mm) 中壁及び中柱の破壊形態の照査 レベル2地震動に対して中壁および中柱については曲げ破壊型とします。曲げ破壊型とするには下式を満足する必要があり、この確認を行います。 Md/Mu>Pd/Ps
隅角部の層間変形角の照査 層間変形角の照査は、レベル2地震動に対して、図3で定義される隅角部の層間変形角が表1の許容変形角を超えないことを確認します。 |
(Up&Coming '22 盛夏号掲載) |
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