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BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.21

BOXカルバート1~3連の断面方向、縦方向ウイングの設計・図面作成プログラム

計算・CAD統合
電子納品
3D配筋対応
SXF3.1
IFC
3DA対応
3D PDF
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電子納品
3D配筋対応
SXF3.1
IFC
3DA対応
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●新規価格Advanced:396,000円(税抜360,000円)

Standard:319,000円(税抜290,000円)

Lite:217,800円(税抜198,000円)

●リリース2022年7月

BOXカルバートの設計・3D配筋セミナー
日時:2022年10月21日(金) 9:30~16:30
会場:東京本社・各会場(TV会議)/オンライン
参加費:インタラクティブ ¥19,800(税抜¥18,000)        

ライブ ¥9,900(税抜¥9,000)

Ver.21の改訂内容

「設計要領第二集 カルバート 建設編(令和元年7月)NEXCO」(以下、「設計要領R1」とします)ではボックスカルバートの耐震設計手順の一例として「応答震度法」での例が示されています。

本プログラムでは「設計要領R1」の計算手法への対応を段階的に行っていく予定としており、第一弾で「設計要領R1」で追加されたレベル2地震動の照査項目への対応、第二弾で「応答震度法」への対応を予定しています。

今回はその第一弾の対応として次の機能拡張を行いました。

・隅角部の照査

・中壁及び中柱の破壊形態の照査

・隅角部の層間変形角の照査

ここでは、その照査の概要を紹介します。


隅角部の照査

隅角部について、以下の照査方法を用いて耐震性の照査を行い、必要配筋量の照査を行います。

・隅角部が閉じる方向の場合

図1 照査断面

図1の断面に対して鉄筋コンクリートの断面計算を行います。

・隅角部が開く方向の場合

隅角部に作用する内側引張の曲げモーメントに対して式-1による照査を満足しない場合は、補強鉄筋を配置するものとして式-2により補強鉄筋量を算出します。

σtmax≦σbt   …”式-1”
ここに、
σtmax
式-3に規定する隅角部に発生する最大引張応力度(N/mm2)

σbt
コンクリートの曲げ引張強度(N/mm2) (=0.23σck2/3)
ここに、


σtmax:引張応力度の最大値(N/mm2)
T :補強筋の負担する引張力(N)
TH :引張応力の合力(N)
Asreq :必要補強鉄筋量(mm2)
W :節点部奥行き(mm)
σsy:鉄筋の降伏応力度(N/mm2)
σtc:コンクリートが負担する最大引張応力度(N/mm2)(=2/3σbt)
lz:引張応力度の発生する領域 (=0.8d)
d :隅角部領域高さ(mm)

図4 骨組みモデル

中壁及び中柱の破壊形態の照査

レベル2地震動に対して中壁および中柱については曲げ破壊型とします。曲げ破壊型とするには下式を満足する必要があり、この確認を行います。

Md/Mu>Pd/Ps
ここに、Md:発生曲げモーメント
Mu:終局曲げモーメント
Pd:発生せん断力
Ps:せん断耐力(図3)



隅角部の層間変形角の照査

層間変形角の照査は、レベル2地震動に対して、図3で定義される隅角部の層間変形角が表1の許容変形角を超えないことを確認します。


図3 層間変形角の定義(隅角部に隣接する側壁)

(Up&Coming '22 盛夏号掲載)

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