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●新規価格Ultimate:1,892,000円(税抜1,720,000円) Driving Sim:1,210,000円(税抜1,100,000円) Advanced:968,000円(税抜880,000円) Standard:660,000円(税抜600,000円) CIM Lite:528,000円(税抜480,000円) ●リリース2022年6月3日 |
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Shade3Dの別売オプションとして、C++言語によって機能開発を行うためのプラグインSDKを発売いたします。 CityGMLとPLATEAU対応の拡張 UC-win/Road Ver.16では国土交通省が進めている3D都市モデルプロジェクトPLATEAU(プラトー)で作成された都市モデルのCityGML形式を読み込み、UC-win/Road上に建築物モデルを配置する機能を追加します。 既存のバージョンでもFBX、OBJ形式を経由して読み込むことが可能でしたが、新バージョンではCityGML形式に対応したため、UC-win/RoadのみですべてのPLATEAUの都市モデルデータを読み込むことが可能となりました。 また、CityGMLファイルに含まれる建築物モデルの属性情報も読み込み、これまでのFBX、OBJ形式を経由した読み込みでは対応できなかったPLATEAU都市モデルデータに含まれる属性情報をUC-win/Road上で閲覧する機能も新たに対応いたしました。 建築物モデルに含まれる各種基本的な情報や、洪水や津波の浸水予測の情報が含まれている場合はそれらを閲覧することが可能です。 今後は、読み込んだCityGMLの形状情報や属性情報を活用した各種シミュレーションとの連携機能や、属性を使用してわかりやすく表示する可視化機能、UC-win/Roadでのシミュレーション結果をCityGMLへ再出力を行う機能の開発を行い、デジタルツインプラットフォームとしてのUC-win/Roadの価値を高めてまいります。 ASAM OpenDRIVE対応 OpenDRIVE®は、ASAM(Association for Standardization of Automation and Measuring Systems)によって推進されている高度自動運転のための高精度な道路ネットワークの国際標準規格です。 UC-win/Road Ver.16ではASAM OpenDRIVE®ファイルのインポート機能を提供します。外部ソフトで作成した道路ネットワーク(道路、車線)をOpenDRIVE®を介してUC-win/Roadへインポートすることで、シミュレーション環境作成に掛かるコスト削減を目的とします。近年のADASおよびAD機能の開発検証における高精度地図の活用は必要不可欠となっています。 今後これらの開発検証にUC-win/Roadをさらに活用できるよう、OpenDRIVE®のエクスポート機能や高精度地図のインポート機能等、開発を進めていく方針です。 クラスターマルチユーザ機能の拡張 従来からあるマルチユーザークラスター機能と協調してシナリオの遷移条件をクライアントユーザの状態により変化させることができます。またイベントについてもメインユーザだけでなくクライアントユーザに対して発行することができます。 例えば、自動運転、ADASや交通安全に関する研究開発において運転者2名と周辺車両をシミュレーションするクラスターシステムを構築した際、片方のドライバーの危険運転などをもう片方のドライバーにメッセージや音声で相互に知らせることができるようになります。 リボンメニューのシナリオタブにあるマルチユーザの編集画面でユーザ登録できます。登録したユーザはシナリオの遷移条件・イベントのターゲットとして使用できます。どのユーザに割り当てるかはクラスターマスター画面にてマシンごとにユーザを割り当てます。 その他の機能拡張 その他には以下の主な改善と拡張を行っています。 ・モデルの鏡面反射(Shininess)パラメータによって、環境マップの反射が可能になりました。 ・道路断面のCSV入出力機能:道路断面リスト画面においてRSファイルに加えてCSVファイルでもインポート・エクスポートできるようにしました。 ・道路付属物の編集画面を拡張し、テクスチャとモデルデータの一括更新や一覧表示によるソートとデータ検索が容易になりました。 ・雨、雪、風の気象表現が徐々に変化できるようにしました。 ・ログ出力機能は一定の時間刻みに出力できるように拡張しました。 ・ナビゲーションのキーボードショートカットを自由にカスタマイズできるようにしました。 |
(Up&Coming '22 盛夏号掲載) |
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