New Products & Service 建築/プラント

Allplan2022

BIM/CIM対応3次元建築土木CAD

3D配筋対応
IFC
3DPDF
3D配筋対応
IFC
3DPDF

●新規価格Basic:451,000円(税抜410,000円)

Architecture:979,000円(税抜890,000円)

Engineering Building:979,000円(税抜890,000円)

Engineering Civil:979,000円(税抜890,000円)

AEC:1,353,000円(税抜1,230,000円)

●リリース2022年2月9日

概要

Allplan2022が2022年2月にリリースされ、モデル作成のためのワークフローや生産性が向上できるように、様々な機能を追加しました。ここに、新機能の一部についてご紹介致します。


図1 Allplan2022

ツールチップの向上、ユーザーインターフェース

Allplanの使用を簡単に開始できるように、ツールチップが拡張されました。マウスボタンでアイコンにカーソルを合わせると、機能の簡単な説明が自動的に表示されるようになりました。もう1つの新機能はアニメーション機能ですが、選択したオブジェクトを中心に、回転表示することができます。


図2 ツールチップの拡張

ビジュアルスクリプティング/PythonParts

新しいパレットデザイナ―では、パラメータを複数のタブに選択的に配置できます。ツールチップが改善され、スライダーがサポートされるようになりました。柱や梁などの追加コンポーネントにアクセスしたり、IFCエクスポートを制御したりすることもできます。さらに、ワンクリックでアクションを元に戻したり、繰り返したりすることができます。


図3 パレットデザイナー

さまざまなコンポーネントの交差を制御

図面ファイル内でモデルの交差が生じた場合、優先順位を選択することによって、交差を一括で制御できます。

これにより、干渉回避やボリュームを正確に決めることができます。さらに、開口部と屋根の表面を変更するワークフローを簡素化しました。また、手すり機能が改善され、スプラインに沿って配置できるようになりました。


図4 さまざまなコンポーネントの交差

補強機能の自動化に対応

新機能として、梁、柱、壁、およびパンチングせん断補強の自動補強が導入され、ユーザー固有のメンバー形状を定義して制御できるようになりました。


図5 自動補強機能

色分けによる迅速なエラー検出に対応

オブジェクトはオブジェクトパレットを介してすばやくフィルタリングできるだけでなく、色分けされた形式で表示することもできます。これにより、コンポーネントのプロパティを明確に表示し、一目で確認できます。したがって、割り当てられていない属性や誤って割り当てられた属性をすばやく認識できます。


図6 属性形式による色別表示

新しいIFC4.3標準もサポート

新しいIFC4.3標準もサポートします。これは、橋、道路、鉄道、水路などの土木構造物の利用のために拡張されました。

また、SketchUp(* .skp)およびWavefront(* .obj)からのデータのインポートも改善、追加され、幾何学的および視覚的なプロパティの両方を持つデータを転送できます。


図7 IFC4.3、SKP、OBJのサポート

その他の新機能について

プレキャスト桁による橋の設計、建設現場のクレーンやコンクリートポンプなどの新しいオブジェクトの追加、ボリュームフォグ、ブルーム、レンズフレアなどの新しいエフェクトが追加など、様々な機能が追加されています。

(Up&Coming '22 春の号掲載)

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