New Products & Service 橋梁下部工

RC下部工の設計・3D配筋
(部分係数法・H29道示対応) Ver.3

ラーメン式橋脚の設計計算・図面作成、橋脚・橋台などの下部工、RC構造物の設計計算

3DA対応
計算・CAD機能
3D配筋対応
電子納品
SXF3.1
IFC
3D PDF
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3D配筋対応
電子納品
SXF3.1
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●新規価格836,000円(税抜760,000円)

●リリース2022年2月28日

Ver.3改訂内容

今回の改訂では、主に下記の対応を行いました。

  1. 杭基礎設計便覧(令和2年9月)対応
  2. 永続変動照査の制限値比算出方法の機能拡張
  3. 温度差の影響TF荷重の正負方向検討対応

今回はこれらの機能概要についてご紹介します。


杭基礎設計便覧(令和2年9月)対応

ラーメン橋脚、RC下部工の単柱式橋脚および橋台の杭基礎モデルを対象に、令和2年9月版の杭基礎設計便覧に対応しました。この便覧対応項目の一覧表を表1に示します。

この便覧対応の設定は、ラーメン橋脚では図1に示した入力画面「杭形状」のタブ「杭条件①」で行います。


図1 杭形状-杭条件①画面

表1 杭基礎設計便覧(令和2年9月)対応項目一覧表


永続変動照査の制限値比算出方法の機能拡張

ラーメン橋脚躯体の永続/変動照査では、応答値÷制限値を制限値比として表示しています。制限値比が最大の項目を、最も厳しい項目と判断します。従来は制限値比に最小鉄筋量等の構造細目に関する照査も含めて抽出していたため、最も厳しい項目として構造細目の照査が抽出される場合がありました。今回の改訂では、構造細目の照査で判定がOK(制限値比が1.0以下)の場合は制限値比を無視して、耐力や応力度の照査を重視した抽出を行うように改善しました。

また、ラーメン橋脚の結果確認画面、計算書の結果一覧表に、制限値比を表示・出力する機能を追加しました。結果画面では、図2のように結果表に表示項目の選択を追加しました。「判定と制限値比」、「制限値比のみ」、「判定のみ」から選択することができます。


図2 永続/変動照査-橋脚-照査結果画面


ラーメン橋脚結果確認画面の各照査画面では、図3のチェックボックス「制限値比で表示する」を追加しました。チェックを入れることで、構造細目以外の各照査結果を制限値比で確認することができます。


図3 永続/変動照査-橋脚-曲げ照査結果画面


温度差の影響TF荷重の正負方向検討対応

ラーメン橋脚の入力画面「永続/変動照査|組合せ荷重ケース」画面に、温度差荷重TFの負方向の選択を追加しました。図4の選択によりTF荷重を正方向、負方向に与えて検討することが可能になりました。


図4 永続/変動照査-組合せ荷重ケース画面



(Up&Coming '22 春の号掲載)

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