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Shade3D SDK

C++言語による高いパフォーマンスの追加機能開発キット

●新規価格88,000円(税抜80,000円)

●リリース2022年3月

Shade3D体験セミナー
日時 : 2022年05月12日(木)13:30~16:30
会場 : 東京本社・各会場(TV会議)/オンライン
参加費 : 無料

Shade3D SDK(別売オプション:Standard、Professionalのみ対応)

図1 Shade3D SDK

Shade3Dの別売オプションとして、C++言語によって機能開発を行うためのプラグインSDKを発売いたします。

開発環境として、最新のMicrosoft Visual Studio(Windows)、Xcode(macOS)に対応しており、それぞれの環境に向けた開発を行うことができます。C++はメジャーな言語であることから、開発に関する情報が多く、外部ライブラリ、オープンソースプロジェクトとの連携も容易であるという特徴があります。

Shade3D SDK を用いれば、シンプルなソリューションから高度な機能まで、Shade3Dと密接に統合された高いパフォーマンスの追加機能を作成できます。作成したプラグインは、お客様の個人的なご利用や配布から商用まで制限なく行えます。

Shade3D SDKでは、主に以下のような機能を開発できます。

・モデル生成、編集、モーション設定などの自動化ツール

・外部の3Dデータ、画像形式との変換

・外部のレンダリングエンジンへの対応

・図面への点、線、面、文字の描画による情報表示

・フローティングウインドウ、ダイアログボックス、コントロールバーへのボタン追加などのUI操作

・物理エンジンを利用したシミュレーションツール


[モデリング] 螺旋 [エフェクト] DepthPlus [ファイルI/O] glTFコンバータ
[レンダリング] トゥーンレンダラ [アニメーション] ParticlePhysics [レンダリング] ヘアーサロン

図2 プラグインで実現された機能の例


Shade3D SDKにはサンプルプラグインとそのソースコードも同梱し、機能の実装方法の参考や、新規プラグイン開発のベースに利用できます。また、プラグイン開発に関する基礎知識やクラスリファレンス、スキーマ定義を記載したドキュメントも備えています。


図3 UI開発サンプル 図4 SDKドキュメント 図5 クラスリファレンス

本バージョンでのリリース後も機能拡張を続け、Shade3Dの機能の網羅のほか、将来的な新機能への随時対応も進めてまいります。

Shade3D Ver.22.2の対応機能

Shade3DもVer.22.2へのアップデートが行われます。こちらでご紹介する機能以外にも生産性の向上や機能強化と改善が行われ、より多彩な表現と安定性を実現しています。


●BIM/CIM設計照査ツール

(別売オプション:44,000円:Professionalのみに対応)

3D配筋CADより出力したIFCファイルに添付された3Dアトリビュートを表示、確認できるようになりました。また、BIM/CIM設計照査ツールでは、切断面設定、切断ツールを直接実行できるようになりました。


図6 3Dアトリビュート 図7 切断面設定

●スイート千鳥エンジン連携対応

ゲーム開発での利用頻度が高く、スイート千鳥エンジンでも直接利用可能なDDS画像形式の入出力に対応しました。FBXエクスポータについてもDDS画像形式での出力に対応するほか、スイート千鳥エンジンに最適な設定を行うプリセットが追加されます。


図8 Shade3Dからスイート千鳥エンジンへの出力

●DXFエクスポートの円、円弧対応

円形状(角度制限による円弧を含む)について、ポリラインへの変換を行わない、円、円弧としての出力に対応しました。Shade3Dで作図した2D図面や、DXFインポートした図面など、精度を落とさずに出力できるようになります。




(Up&Coming '22 春の号掲載)

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