New Products & Service | 水工 | |||||
●新規価格242,000円(税抜220,000円) ●リリース2021年12月24日 |
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Ver.2改定内容
3次元地形(LandXML)の読込みに対応 LandXMLデータによる周辺地形の読込みや渓流横断面形状の自動取得に対応しました。LandXMLデータを読込み、砂防堰堤を設置する位置や高さ方向のオフセットや角度を設定することで、両者の位置関係を3次元ビューワで確認しながら渓流横断面形状の自動取得が可能になります。 袖折れ形状タイプの設計に対応 袖部が屈折している形状の入力に対応しました。施工地点の周辺状況によって堰堤の形状に制限がある場合や流下幅を狭めなければならない場合に、袖部が上流側に屈折した形状を検討する場合があります。このような場合、屈折する角度に応じて作用力の向きやコンクリートの体積および外型枠の面積に変化が生じるため、それらの変化を安定計算や図面生成および数量計算に反映します。 『砂防基本計画策定指針および土石流・流木対策設計技術指針に基づく計画・設計事例の解説(第3版)』のケース5に対応 標題資料のケース5に記載されている「整備率100%渓流の最下流堰堤」の計算方法に対応するため、以下に示す3項目に対応しました。 (1)設計水深の任意選択に対応 (2)不透過型砂防堰堤における流木捕捉工に対応 (3)荷重ケース「土石流捕捉後の湛水時」の設定に対応 「(1)設計水深の任意選択に対応」では、整備率100%渓流の最下流堰堤」の水通しの高さを決定する場合、設計水深として「土砂含有を考慮した流量Qpに対する越流水深」を用いる必要があるため、計算に用いる設計水深を任意で選択できるようにしました。 また、「(2)不透過型における流木捕捉工の入力に対応」および「(3)荷重ケース「土石流捕捉後の湛水時」の設定に対応」では、どちらも不透過型砂防堰堤において流木捕捉工を設置した場合の計算ができるように機能を拡張しました。 透過型および部分透過型における土砂含有を考慮した流量Qpの計算に対応 「整備率100%渓流の最下流堰堤」への対応に際し、透過型砂防堰堤および部分透過型砂防堰堤においても「土砂含有を考慮した流量Qp」を自動計算できるように機能を改善しました。従前までは、堰堤タイプによって計算に用いる設計流量が決まっていましたが、図5のようにチェックボックスにチェックを入れることで選択できるようにしました。 |
(Up&Coming '22 新年号掲載) |
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