New Products & Service | 橋梁下部工 | ||
●新規価格256,300円(税抜233,000円) ●リリース2021年9月 |
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Ver.5改訂内容 「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応) Ver.5」では、主に下記の機能追加、拡張を行いました。
ブロック単位の計算対応 架け違いを有する橋梁において、桁が弾性支承または固定支承により連結されている場合に設計振動単位としては全体系としてみなすことができます。しかし、架け違い橋脚で分けられる各区間の橋梁規模、橋脚の剛性、ばね支承のばね定数が大きく異なる場合は、各上部工を一つの設計振動単位と見なしたブロック単位による、固有周期および設計水平震度の算定を行う機能です。これは、「平成8年道路橋示方書・同解説に関する質問・回答集(3)」(平成11年3月 建設省土木研究所)に準拠したものです。 ブロック単位の固有周期は、ブロック単位の分割された設計振動単位を構成する構造物の変位Ui 節点重量Wiより算定されます。但し、変位および断面力については、ブロック単位に分割されたモデルではなく、全体系のモデルにより算出します。ブロック単位の計算を行うための設定は特にありません。上部構造が複数配置されている橋梁モデルについて、自動で計算を行います。ブロック単位の結果についても、連携する下部構造側で取り込む事が可能です。支承条件により、設計振動単位を分割した「設計振動単位」の結果と「ブロック単位」の結果のいずれかを連携側での取り込み対象とするのかは、基本条件画面で選択を行います。 古い資料に基づく機能ではありますが、多くのご要望を頂き、H29道示対応版でも対応する運びとなりました。 風荷重の入力改善 「永続・変動作用時の解析」における風荷重の入力方法を改善しました。
自動計算が選択された場合、橋面上1.5mの位置に3.0(V/40)2(kN/m)の荷重を桁の全範囲に作用させます。 ここに、 橋面の位置は、上部構造形状の編集画面の重心位置[H1](図4)の入力値を使用します。また、部材位置から風荷重作用位置までの距離eを指定することも可能です。上部構造の設定にて、上部構造部材と橋面までの位置関係が正しく設定されていない場合は、橋面位置を正しく取得することができません。この場合は、作用位置を直接指定してご利用下さい。 下部構造連携機能の拡張 下部構造連携機能の拡張として、震度算出で作成した下部構造形状入力の計算結果を「橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29 道示対応)Ver.5」(以下、橋脚の設計)で取り込める機能をサポートしました。橋脚の設計にて、形状が特殊で負の部材が作成されるケースなどでは、震度算出でそのまま計算することができず、連携を解除して「骨組直接入力」へ変換して計算を行う場合があります。この場合は、震度算出の計算結果を橋脚の設計にて手動で反映させる必要がありました。本機能を用いる事で変換後の「定型骨組直接入力」の計算結果を自動で反映することが可能になります。Ver.5で計算後に保存を行うと、震度算出で作成した下部構造形状が計算結果をファイルに保持するようになりますので、橋脚の設計側で結果を反映したい形状を選択するだけの操作で結果を反映することができます。 |
(Up&Coming '21 秋の号掲載) |
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