New Products & Service | 水工 | ||
●新規価格159,500円(税抜145,000円) ●リリース2021年5月 |
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Ver.7の改訂内容 Ver.7では、主に次の機能追加や拡張を行いました。
以下に、これらの機能の概要を紹介します。 内壁計算対応 開水路側壁間に内壁を設けた形状の検討に対応しました。 内壁付き開水路の設計においては、側壁と底版、内壁を一体として扱い、フレーム(骨組み)モデルで解析します。内壁部材は、側壁や底版の部材設計と同様に、鉄筋部材及び無筋部材の選択や照査位置の指定が可能です。鉄筋部材の場合には鉄筋配置範囲を指定して、照査位置ごとに異なる配筋情報で照査することができます。 内壁は最大2枚設置可能です。内壁を設置した水路では、通水箇所を制限することで点検・補修等が容易になります。例えば、生活用水路などで通水を止めることが困難な区間においての活用方法が考えられます。 3D機能拡張 3D表示機能拡張として、以下の2項目を拡張しました。
これまでメイン画面で表示していた3Dアトリビュートについて、「3D配筋CAD」でも活用できるように属性の連動に対応しました。「3D配筋CAD」では、3Dモデル(IFC 形式)への属性付加に対応していますので、今回の対応により、入力時の3Dアトリビュートの設定を3Dモデルへ反映することが可能となり、3Dモデルの活用の幅をより広げることができます。 また、配筋の3D表示には、これまで「図面生成⇒3D配筋生成」の手順が必要でしたが、入力段階で確認が行える「3D配筋確認」ボタンを追加しました。配筋を3D表示することにより入力時点で他の配筋との関係を意識した入力が可能となります。これにより、図面作成前にかぶり位置等の不整合による入力の後戻りを少なくすることができます。 ボーリング交換用データ読込対応 国土交通省ではCIM(Construction Information Modeling, Management)の導入に向けて、CIMを活用する業務、工事の求める要件、発注方法、評価などの実施方針に関する規定を「BIMCIM 活用ガイドライン(案)(令和2年3月)」等の資料として公開しています。これらの資料では地質・土質モデルの活用に関しても記載があり、例えば「地質・土質調査成果電子納品要領(平成28年10月)」では地質・土質調査業務の調査結果であるボーリング柱状図のデータ様式(ボーリング交換用データ)が規定されています。 今回対応したインポート機能としては、図4のように、ボーリング交換用データ(XMLファイル)を読み込むことで自動的に各層の「深度」・「土質」・「平均N値」を決定し、地盤データに反映できます。 ボーリング交換用データのバージョンは現状最新版であるDTD4.00以前のデータをインポート可能です。 今後もデータバージョンが更新された場合には順次対応を行います。 |
(Up&Coming '21 盛夏号掲載) |
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