New Products & Service | CAD/CIM | ||
●新規価格 55,000円(税抜50,000円) ●リリース2021年6月 |
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機能概要 国土交通省では、目標としていた「2025年までに全ての公共事業をBIM/CIMを原則適用」を2年前倒し、「2023年までに小規模工事を除くすべての公共事業にBIM/CIMを原則適用」を、2020年9月に公開しています。このBIM/CIMを用いた詳細設計の場合、成果物作成要領に基づき3Dモデルの作成と納品を求められています。 弊社では、3Dモデルをパラメトリック入力により簡単に生成することが可能な「3Dパラメトリックツール橋梁下部工(橋台、橋脚)」を1月に、「3Dパラメトリックツール土工(擁壁、ボックスカルバート)」を3月にリリースしています。今回、その第3弾として、「3Dパラメトリックツール水工(柔構造樋門、マンホール)」をリリースしました。同様に、「パラメトリック入力」、「2Dインポート」、「3Dインポート」による3Dモデルの生成、および、「UC-1製品との連動」、「IFCによる3Dモデル連携」に対応しています。 3Dパラメトリックモデルの生成 3Dパラメトリックツールでは、構造物の3Dモデルを簡単に生成することができ、一般の3Dモデルソフトへのエクスポート、土木設計のトップシェアをもつUC-1設計シリーズとの連動ができます。(図2~4) 2Dインポート機能 2Dインポート機能は、二次元の図面から寸法を自動/半自動で取り込む機能となります。構造一般図から寸法を取得し、3Dパラメトリックツールへデータを変換することができます。 3Dモデルインポート 他のモデリングソフトで作成した3Dモデルから寸法を自動/半自動で取り込む機能となります。図面のインポートと同様に3Dパラメトリックツールへデータを変換することができます。 IFCデータ連携 「3Dパラメトリックツール」では、3Dモデル(IFC形式)のインポート/エクスポートに対応しています。また、今回、さらに3Dモデルの形状情報のみでなく、位置情報(日本平面直角座標系での東経、北緯、標高)の属性付加に対応しています。この位置情報付き3Dモデルを、BIM/CIM対応の一環として「IFCファイルインポート機能」をサポートした「UC-win/Road Ver.15」と連携することで、3D空間に自動的に3Dモデルを配置でき、水工全体のシミュレーションをより効率的に行うことが可能です。 「3Dパラメトリックツール」では、より使いやすい3Dモデル生成ツールとなる様「パラメータ入力」「2Dインポート、3Dインポート」機能をさらに改善してまいります。 |
(Up&Coming '21 盛夏号掲載) |
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