New Products & Service 橋梁下部工

3Dパラメトリックツール橋梁下部工

設計業務の効率化を図る3Dモデル生成ツール

●新規価格 50,000円

●リリース2020年12月

SXF3.1
 IFC

機能概要

BIM/CIMにおいては、国土交通省の掲げる2023年までの原則適用に向けて、詳細設計・工事への適用を段階的に拡大します。BIM/CIMを活用するにあたっては、3次元モデルを基本に考えることになります。道路橋を例にとると道路線形上で上部工や下部工などの構造物を配置しますが、その3Dモデルについては、概略設計より決定したモデルとならなければ意味はありません。本製品では、3Dモデルの生成を主としておりますが、概略設計時にUC-1製品と連動することにより、概略設計に基づいた3次元モデルを生成することができます。また、詳細設計時についても連携したUC-1製品を用いることで、改めて入力を行う必要がなくなり設計業務の効率化を図ることができます。


図1 パラメトリックツール連携図

3Dパラメトリックモデルの生成

3Dパラメトリックツールでは、構造物の3Dモデルを簡単に生成することができます。橋梁下部工では、橋台及び橋脚について様々な形状の3Dモデルを簡単に生成することができ、一般の3Dモデルソフトへのエクスポートを行うことができます。また、UC-1設計ソフトで形状に対応したものであれば、トップシェアをもつ設計ソフトとの連携が可能となります。


   図2 パラメトリックシンボル入力 図3 3Dモデル生成 図4 UC-1設計シリーズ連携

図面インポート機能

図面インポート機能は、2次元の図面から寸法を自動/半自動で取り込む機能となります。下部工一般図や橋梁配筋図から寸法を取得し、3Dパラメトリックツールへデータを変換することができます。


図5 構造構造一般図( 正面図、側面図 ) 図6 2Dインポート(パラメータ取得)

3次元モデルインポート

他のモデリングソフトで作成した3Dモデルから、寸法を自動/半自動で取り込む機能となります。図面のインポートと同様に3Dパラメトリックツールへデータを変換することができます。


図7 3Dモデル(IFCファイル)ALLPLAN表示 図8 3Dインポート(パラメータ取得)

IFCデータ連携

土木のBIM/CIM分野での活用を考えIFC連携を通して、「3Dパラメトリックツール」で生成したモデルをインポート/エクスポートすることができます。また、IFC読み込みに対応した製品との連携により、道路全体をシミュレーションする際のモデル生成に役立てることができます。


図9 3DパラメトリックツールIFCデータ連携

「3Dパラメトリックツール」では、今回の「橋梁下部工」に加えて「道路土工構造物」や「河川構造物」を順次リリースいたします。

(Up&Coming '21 新年号掲載)

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