Multiframe
総合情報
Vol.61

 Multiframe 新ライセンシング方式のご紹介
 
2020年7月にリリースされたMultiframe22(Maxsurf22も同様)は、Bentley Systems社の新しいライセンシング方式SES(Subscription Entitlement Service)を採用しています。SESでは、お客様に供与されたサイトライセンスキーではなく、登録ユーザ情報で認証されます(引き続き21の使用は可能です)。

1.ユーザ登録

ご登録メールアドレス、ベントレーシステムズ社から提供のパスワードでベントレーシステムズ社ウェブサイト(https://connect.bentley.com/)にサインインします。同じ勤務先の別の方がお使いになる場合は、先の方がユーザサイトから新しいユーザを招待します。招待されたユーザはパスワードを設定し、ご自分のメールアドレスでサインインします(図1)。

図1 サインイン画面

2.アクティベーション

インストール後のアクティベーション手順も変わりました。Multiframe起動時のライセンス設定画面からBentleyライセンスツールのツール>アクティベーションウィザードを起動します。Bentleyライセンスツール(Bentley.Licensing.LicenseTool)のインストール先は以下の通りです。
C:\Program Files\Common Files\Bentley Shared\CONNECTION Client\LicService

アクティベーションは(図2)の画面を含め3段階となっています。アクティベーションが完了すると、起動時にライセンス設定画面が(図3)のように表示されます。

図2 アクティベーションウィザード 図3 ライセンス設定

初めて選択後の起動時、またはライセンス種別の変更時には「OK」を押すと以下のメッセージが表示されます(英語メッセージのみ)。警告は出ますが、契約している上位のライセンスでも起動できるため注意が必要です。

なお、本来は角形鋼管のコーナー部分にRが設けられていますが、今回はこの部分を省略し、コーナー部分は直角であるものとして作成します(図4)。


図4 ライセンス認証時のメッセージ

また起動後は「ヘルプ|Multiframeについて|システム情報」からライセンスの状態を確認できます。22では以下の“user”のところにお客様のメールアドレス(21ではお客様固有のサイトライセンスキー)が表示されます(図5)。



図5 ライセンス状態の確認画面

その他、詳細は弊社Multiframe Q&Aページもご参照ください。
Multiframe Q&Aページ
https://www.forum8.co.jp/faq/win/multiframe-qa.htm

 
■ Multiframe CONNECT Edition v22.03.00.121 2020年07月リリース
■ 開発元:Bentley Systems (Formation Design SystemsはBentleySystemsに吸収合併)


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(Up&Coming '21 新年号掲載)
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