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水門・堰の常時・レベル1地震時、およびレベル2の耐震性能照査を行うプログラム ●新規価格 359,000円 ●リリース2020年8月 |
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Ver.6の改定内容 「水門の設計計算Ver.6」では、「河川構造物の耐震性能照査指針・解説-Ⅳ.水門・樋門及び堰編-令和2年2月」(以下、新指針)に対応しました。 ここでは、Ver.6の変更点について、概要を紹介いたします。 適用基準の変更 Ver.6より、新指針に対応しました。旧指針(「河川構造物の耐震性能照査指針・解説-IV.水門・樋門及び堰編-平成24年2月」)に準拠した計算は、Ver.5以前のバージョンで行うことができます。 適用基準の変更に伴った、Ver.6での変更箇所の概要を表1に示します。
新指針への対応概要 旧指針は、平成14年版の道路橋示方書(以下、H14道示)を参考としており、Ver.5以前はこれに従っていました。これに対して、新指針「1.総則」の解説では、平成24年版の道路橋示方書(以下、H24道示)を参考とすることが記載されています。ただし、新指針に対して令和2年6月に追記された通り、終局変位δuの算定にあたっては、従来通りH14道示で行う方針となっています。 これを踏まえて、Ver.6の門柱、堰柱のレベル2地震動照査は、新指針に対して表2のように対応しました。
地域区分は、従来のA、B、C地域から、A1、A2、B1、B2、C地域に変更しました。 設計水平震度は、レベル2-1地震動の設計水平震度の標準値kh10の算出式が変更されました。 許容塑性率の計算式はH14道示と同じですが、安全係数αはレベル2地震動タイプにかかわらず、耐震性能2は1.5、耐震性能3は1.2に規定されています。これについて新指針では「レベル2-1地震動及びレベル2-2地震動のタイプによる塑性応答変形の繰り返し回数の影響は認められない」ためと記述されています。 許容応力度法、堰柱床版のレベル2地震動照査については、今回の改定の影響はありません。 杭基礎の照査は、新指針に従ってH24道示に準拠した設計計算を行うため、連動対象の製品を「基礎の設計・3D配筋(旧基準)」に変更しました。Ver.2.4.6以降と連動することができます。 3Dアトリビュート機能 3D描画の属性表示機能に対応しました。表示する属性は下記の通りです。 ・ファイル名 ・業務名等の一般事項の項目 ・部材毎の設計基準強度 ・部材毎の鉄筋材質 |
(Up&Coming '20 秋の号掲載) | ||
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