New Products & Service | 橋梁下部工 | |||||
橋台の設計・3D配筋 H29道路橋示方書に準拠した逆T式橋台、重力式橋台の設計計算、図面作成プログラム ●新規価格 389,000円 翼壁拡張オプション(H29道示対応):30,000円 ●リリース2020年10月 |
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製品改訂内容 「橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.4」では、以下の改訂を行いました。 ・橋台座標図の出力対応 ・1基下部構造の固有周期算出 ・3D機能拡張 上記以外にも「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)」、「橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」、「基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」と共通機能の計算書統合機能や竪壁保耐設計時の免震橋エクスポートにも対応しています。 橋台座標図の出力対応 「橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」では、形状寸法を入力することで設計計算書及び図面生成、3D配筋への出力が可能です。今後、CIMモデルへの拡張を考え、橋台の座標図の出力に対応しました。本機能では、入力された胸壁前面位置と道路中心線との交点の座標、斜角等の情報から、橋台の主要位置(パラペット,竪壁,フーチングの各点)の座標を計算します。計算された座標は、大座標系のXYZ座標への変換も行われ、計算書や座標図(CAD図面)に出力することができます。これにより下部工座標図への作成に利用できるだけではなく、三次元CAD等において実空間上での橋台位置をつかむことが容易になります(図1)。また、将来的にIFCデータ出力時に座標を含めたエクスポートができるように拡張し、IFCデータを読み込むだけで橋台の3Dモデルを座標位置へ表示することが可能になる予定です。 1基下部構造の固有周期算出 橋台は、道路橋だけではなく農道橋や水管橋においても利用されるため、概略設計時等にも活用できるように1基の下部構造と上部構造からなる単純な構造における固有周期の計算を可能としました。いままで固有周期を計算するには、別製品の「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)」が必要でしたが、単純な形状の1基下部構造の逆T式橋台であれば、橋台内で固有周期を算出し設計水平震度の入力に連携することができます。ただし、平成29年道路橋示方書Ⅴでは、直角方向の固有周期は、基本的に複数下部構造としての計算方法が一般的であることから、正式に直角方向の固有周期を算出するには、従来通り「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)」が必要となります。 3D機能拡張 3D表示機能拡張として、以下の2項目を拡張しました。 ・3Dアトリビュートの「3D配筋CAD」連動 ・部材配筋入力時の3D配筋確認 これまでメイン画面の3D表示で活用(表示)していた3Dアトリビュートについて、「3D配筋CAD」でも活用できるように属性の連動に対応しました(図2)。「3D配筋CAD」では、3Dモデル(IFC形式)への属性付加に対応していますので、今回の対応により、入力時の3Dアトリビュートの設定を3Dモデルへ反映することが可能となり、3Dモデルの活用の幅をより広げることが出来ます。 また、配筋の3D表示は、これまで「図面生成⇒3D配筋生成」により行っていましたが、今回、入力時にも配筋情報を3D表示できるようにしました(図3)。配筋を3D表示することで入力時点で他の配筋との関係を意識した入力が可能となります。これにより、図面作成前にかぶり位置等の不整合による入力の後戻りを少なくすることができます。 |
(Up&Coming '20 秋の号掲載) | ||
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