フォーラムエイトは、エンジニアリングソフトウェア開発とそのサービス技術により、社会に安全・安心をもたらすことを使命に活動しています。この使命の下における当社の業務は、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)と軌を一にするものです。その上で、持続可能な社会の土台は、地球環境であり、人間社会と経済活動の持続可能性はそれによって支えられているとの認識に立って、フォーラムエイトにおける目標の重き付けをして、担うべきターゲットを明らかにしています。

第7回 「環境に優しいリユース・リサイクルを推進」~資源循環型社会への貢献~

PCリサイクル対策で資源有効利用、教育環境向上に貢献
 環境問題対策や循環型社会形成を目的とした「資源有効利用促進法」に伴い、パソコン廃棄処分にも「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」が推進されています。
 最近では、パソコンの処理速度や省電力性アップのサイクルが速く、企業では業務効率を考慮して3~5年程度で入れ替えされるケースが増えています。一方で、Withコロナによるオンライン授業やGIGAスクール構想など教育環境のDX化が加速しており、企業でもテレワーク推奨によりパソコン需要が拡大していることから、事業者・組織においても正しい知識と情報に基づきコンプライアンスに則ったパソコンのリユース・リサイクルへの取り組みが重要となっています。
 フォーラムエイトは、SDGsミッションのメインテーマとして「ソフトウェア開発でSDGsに貢献」を掲げ、全17のうち16項目を重点的な目標としてピックアップしています。この中から、「1. 貧困をなくそう」「4. 質の高い教育をみんなに」「10. 人や国の不平等をなくそう」「12.つくる責任、つかう責任」に関連した取り組みとして、社内で業務に使用したパソコンのリユースおよび各種団体への寄付を通して、資源循環型社会の推進や、教育環境の向上・平等化などへの貢献を目指しています。

各種団体へのリユースPC、周辺機器寄付を推進 スイートデータ消去活用で安全・安心なリサイクル
 近年は新型コロナウイルス感染症の影響による経済的困窮が社会問題化しています。また、貧困等の理由により、世界全人口の約6割にあたる40億人がいまだインターネットにアクセスできない環境にあるという情報格差の問題も取り上げられています。パソコンなどの機器の物理破壊を避けリユースに活用すれば、環境への負荷軽減だけでなく、良好な学習環境を必要としている児童や社会的弱者への支援にもつながります。
 このような背景からフォーラムエイトでは、使用済みデスクトップ、ノートPCを合わせた合計44台、LCDモニター23台、キーボード38個、マウス2個を、NPO法人をはじめとした各種団体に寄贈する取り組みを開始しています。社内のリユースPCは弊社開発の「スイートデータ消去」により、ADEC(データ適正消去実行証明協議会)発行の証明書付きで安全にデータを消去しているため、安心して利用できます。
 フォーラムエイトでは今後も引き続き、コンピューター・ソフトウェア業界からの持続的な社会・経済活動を支援し、SDGs貢献への取り組みを継続していきます。

▲寄贈予定のリユースPC、LCDモニター、キーボード、マウス(一部) ▲ADECのデータ適正消去実行証明書付きで安心して利用できる

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(Up&Coming '21 盛夏号掲載)
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