☆☆☆ バージョン変更内容一覧表 ☆☆☆
斜面の安定計算 (平成11年 3月30日現在)
Q&A集 | |
エラーメッセージ集 | |
差分ファイルダウンロード |
Ver | 日 付 | 記録番号 | 内 容 |
1.70 ↓ 1.71 |
'96.12. 3 | − 8412 − − |
@計算速度がVer.1.62と比べて遅くなったのをVer.1.70に比し計算時間を約1/2に短縮させました。 A全応力(φμ=0)法で計算後、二次処理でC−φ変更処理を行うと、入力したφを使用して計算していたのを、二次処理でも水位より上に存在する土質のφは入力値を使用し、それ以外は0をセットするように修正しました。 B分布荷重がすべり円の終点側と重なるデータの場合、計算中ランタイムエラーで落ちるのを修正しました。 C計算済みデータを読み込み、再計算、または二次処理でC−φ変更、間隙水圧の変更を行うと、プログラム終了時にランタイムエラーで落ちるのを修正しました。 D仮想メモリ制御において不必要な部分に対してもメモリのアロック・アンロックが行われている箇所があったのを修正しました。 |
1.71 ↓ 1.72 |
'97. 1.27 | 8569 | @比較表出力において、略図に分布荷重出力を指定してプリンタ出力する場合、ハードコピー用の図形描画処理中に分布荷重を誤ってテンションクラック線として処理してしまっているために、「メモリアロケーションに失敗しました(ErrorCode
700)」というエラーが表示され、図形の一部が黒く出力されてしまっていたのを修正しました。 プロッタ出力は正常に行います。既存のデータについて、再計算の必要はありません。 |
1.72 ↓ 1.73 |
'97. 4.18 | 8810 | @ある円と堤体が交点をもつ時、滑り円中心と交点とを結んでできる円弧の角度を2分した所にある円弧上の点が堤体内か否かを判断するために角度を算出している処理において、堤体内にある点を”ない”と判断する場合がありました。 円の左側がオーバーハングになるデータで滑り円中心と交点のなす角の中点を求める時、滑り円中心と交点とがなす角と逆の角度の円弧上の中点を求めていたために堤体が存在せず ”計算可能な点が存在しませんでした。”というメッセージが表示されていました。 ただし、誤った角度の中点が堤体内に存在する時と角度の中点が堤体のX座標の範囲外にある時は計算可能と判断され計算を実行していました。後者は範囲外の時の処理の抜けです。再度計算実行することにより正しい計算が行われます。 A滑り円中心が地表面上にある時、計算は不可なのに、チェックする処理が抜けていて計算が実行されていたのを修正しました。 Bネバーカットラインが設定されていないデータで堤体外に円弧がはみ出す場合でも計算を実行してしまう場合がありました。有効な滑り円を決める処理で、交点をセットする際に隣り合う交点の順に並んでおらず、着目滑り円弧上に他の交点が存在していたために不具合が起こっていました。隣り合う交点を順にセットするように修正しました。 |
1.73 ↓ 1.74 |
'97. 5. 12 | 8848 | @荷重端(集中荷重も含む)と滑り円の始点または終点のみが 重複するとき、荷重の着力点と分割片の底面の中点の距離が0となり、荷重の土中圧強度の計算実行時に
atan2:_DOMAIN error run-time error M6101:MATH-floating-point
error:invalid が出ていました。 荷重端と滑り円の始点または終点のみが重複する場合は、荷重の影響範囲外とみなすように修正しました。 (再度計算を実行して下さい。) |
1.74 ↓ 1.75 |
'97. 7.16 | 8665 − − |
@二次処理にC−φ逆解析と解析結果の表示・出力の機能を追加しました。 Aファイル出力(旧版出力、C−φ逆解析)では、指定された保存領域に入力されたユーザーファイル名でテキストファイルを作成するように変更しました。 拡張子:[.TXT]・・・旧版出力(ダンプデータは除く) [.DMP]・・・ダンプデータ [.PCF]・・・C−φ逆解析 B複合すべりの計算済みデータを再度”計算実行”して二次処理画面で計算に必要なデータの入力を”キャンセル”した場合、メインメニューで”再計算実行”と”二次処理”メニューが選択可になっている不具合があり、選択不可になるように修正しました。 |
1.75 ↓ 1.76 |
'97. 8. 8 | 9075 9088 − − |
@新版出力用のプリンタ機種を選択している場合、旧版出力用プリンタ対応の結果描画(ハードコピー)で、「プリンタ初 期化エラー(−2)」が表示されるのを修正した。”比較表 出力”の”二次処理:C−φ逆解析”でも同様の修正を行った。 また、現行版では新版出力用の機種が選択されている場合、旧版出力不可にしていましたが、結果描画(ハードコピー)と同様の取扱いとしました。 A”比較表出力”の「数値確認」と安全率比較一覧表のプリンタ出力で、複合滑り形状の時抵抗モーメントと滑りモーメントの書式に誤りがありずれて印刷されるのを修正した。 Bメニューの「その他」で表示される項目を、「作業領域の設定」と「インフォメーション」に変更した。他製品との統一のため。 C”二次処理”で”C−φ逆解析”の実行後、”結果確認”に入り二次処理画面に戻った時、「ファイルのオープンに失敗しました。 NO.1008」と表示されるのを修正した。 |
1.76 ↓ 1.77 |
'97. 9. 8 | 9161 | @比較表出力の安全率比較一覧表のプリンタ出力で、滑り形状が単円の時に、抵抗モーメントと滑りモーメントの書式に誤りがあり、表枠線がズレるようなミスがあった不具合を修正しました。 |
1.77 ↓ 1.78 |
'97. 9.25 | 9192 | @複合すべりの抑止力について、@計算直後の数値確認の表示値と、A二次処理、プリンタ出力値および二次処理一旦終了後の数値確認の表示値に誤差が生じていました。 これは以下の原因によります。 計算時には各すべり形状毎に分けてスライス毎の滑り力を算出していますが、限界面の結果についてスライス毎のデータ作成時には、同一スライスに対し複数のすべり形状が混在する場合、各すべり形状のすべり長を基に該当スライスのすべり角を補正し、また、該当スライスの滑り力を算出しなおしています。前者の値により算出した抑止力が@で後者の値により算出した抑止力がAです。 今回、計算時の値をそのまま限界面の結果に反映するように変更しました(@の値)。 |
1.78 ↓ 1.79 |
'97.12. 2 | 9211 9308 − |
@属性入力ではネバーカットラインに閉座標を定義できませんが表入力では閉座標として設定可能で計算も通ります。今回属性入力でのネバーカットライン閉座標を定義できるように変更しました。 A円−直−円モデルで、側水圧による起動モーメント集計値に直線部に作用する側水圧による滑り力が含まれていた不具合を修正しました。(最終結果は元々OK) B@製品起動後ファイルを読込まずに終了した場合 A[新規作成]実行後終了した場合 @、A何れかの条件の後データコンバートを実行すると”コンバータ制御に失敗しました エラー番号=[50]”というエラーメッセージが表示される不具合について修正しました。 |
1.79 ↓ 1.80 |
'98. 2. 5 | 9289 9401 − |
@盛土直後の間隙水圧の算出処理を変更しました。 Ue =ru・煤iγt・h)・(1−U) A逆すべり(反時計まわり)で複合すべりのとき、抑止力の数値が出力されない不具合を修正しました。 B数値確認画面、旧版出力、新版出力の計算結果に単位を付加 しました。 |
1.80 ↓ 1.81 |
'98. 4.28 | − − − − |
@円−直−円モデルで、直線部に作用する側水圧の滑り力が含まれていなかった不具合を修正しました。 (Ver1.78→1.79 修正時のミスです。) A円−直モデルで、円弧部の間隙水圧が計算されない場合があり、修正しました。 B「等安全率線または格子計算」+「複合形状」の計算で、結描画、数値確認、旧版出力、新版出力を選択すると、”計算結果のデータの読み込みに失敗しました。”が表示される不具合を修正しました。 C円−直−円の半径入力における最小値の設定において、水位線が任意線より上の堤体内にあるとき不具合が生じる場合があり、修正しました。 |
1.81 ↓ 1.82 |
'98.5.7 | − | ・円−直モデルの終点、直−円モデルの始点に側水圧による直線部滑り力(限界面の計算結果に出力)が加味されていなかった不具合を修正しました。 ・Windows95対応プロテクト版です。 |
1.82 ↓ 1.83 |
'98.5.25 | − | ・堤体等の属性数が50存在する場合、データにより計算後10_GRAPH:Errorが出る場合があり、修正しました。 |
1.83 ↓ 1.84 |
'99. 3.30 | − | ・円−直線−円のとき、水平力・起動モーメントの項で出力される起動モーメントのうち、荷重による起動モーメント値に荷重による直線部のすべり力が加算されていた不具合を修正しました。出力だけの問題で計算結果に影響はありません。 |
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