3DVRとの連携によりUAVの飛行計画作成、遠隔操作、ログ取得
初版リリース:2016.08.26 /最新Ver.リリース:2022.06.03
関連製品: UC-win/Road
UC-win/Road 上で通過点を選択し、通過点上での行動 (写真撮影や録画開始など)を追加することで、フライト計画を作成することができます。フライト計画を作成後は、その情報がUAVにアップロードされます。そしてUAVは自動的に離陸し、それぞれの通過点を通過し、行動が定義されている場合はそれを行い、最後に自動的に着陸します。フライト実行後は、写真や動画のメディアファイルをUC-win/Roadから無線でダウンロード可能です。
■対応機種
検証済み: Phantom3 シリーズ (Advanced、Professional)、Phantom4 Pro、Mavic Pro、Mavic 2 Pro、Mavic Air
未検証 : Inspire シリーズ、 Matrice シリーズ、Mavic Mini、 Mavic 2 Zoom、 Mavic 2 Enterprise
▲DJI Phantom 4 Pro
▲DJI Mavic Pro
図1は使用する全システムです。DJI Phantom 3 Professional、リモコン、タブレット(Androidインターフェース)、ラップトップ(UC-win/RoadとUAVプラグイン)、Wi-Fiルータ(UC-win/RoadとAndroidインターフェースの接続用)で構成されます。
▲図1 UAV操縦システム
図2の左上にはUAVプラグインウィンドウがあり、各種設定とリアルタイムデータの表示を行います。左下は飛行編集画面で、通過点や通過点での動作(写真・ビデオ撮影等)を設定して飛行計画を作成します。飛行計画が作成できたら、ユーザは飛行を開始できます。図3は飛行の実行場面です。UAVは自動的に離陸し、計画した空路を進み、最後の通過点まで来たら着陸します。
図3のUAVの下にある白線は、地面との垂直線を可視化したもので、UAVの高度が分かりやすくするためのものです。
リモートコントローラにより、手動による通過点の記録が可能です。
シミュレータモード
別アプリケーションを利用することなくフライト計画の模擬あるいはVR映像と連動しながら手動飛行の練習が可能です。
撮影範囲の表示
3D環境内でカメラ関連のコンテンツを表示します。例えば、写真または動画撮影した範囲をリアルタイムで表示させることができます。この機能は時にマッピングを行う場合に有効です。例えば、ユーザはカバーされていない範囲をリアルタイムで見きわめることが可能になり、マッピングを行う範囲を完全にカバーするまでフライトを行うような設定も可能です。
複数のUAV管理
これまでは一度に一台UAVが飛行を行うことを想定していましたが、比較的短い飛行時間で、一台のUAVの飛行で広い範囲を網羅するのは難しくなります。そこで、タスクを複数のUAVに配分することで、各UAVが各担当分のエリアをマッピングすることができます。同時に、UC-win/Road で進行状況をリアルタイムでモニタリングします。
さらに、主要運送会社は現在、小さい荷物をUAVを使って送ることの実際の可能性について調査中で、近い将来、UAVが貢献することになる可能性は大いにあります。しかし、UAVを実際の状況で使用する場合の主な障害として、安全性の問題があります。そこでUAVの集中管理システムが有効で、例えばフライトの衝突などのアルゴリズムを評価するためなどに使用できます。
緊急停止ボタン
自律飛行でフライトミッションを実行する際に、飛行中にUAVを迅速に停止させなければいけない不測の事態が発生した場合に対応するため、Android端末の近くにいる人ならばいつでもUAVを停止できるように、無線方式の緊急停止ボタンに対応しています。
停止できるように、無線方式の緊急停止ボタンを追加しました。このボタンは Bluetooth Low Energy(BLE) で Android 端末と通信し、通信距離は 10m程度です。緊急停止ボタンには、メインスイッチ、2つのサイドボタン、有機ELディスプレイが備わっており、電源の単四電池3本で駆動します。
フライト計画マネージャ
ユーザが簡単に以前作成したフライト計画を検索し、UC-win/Roadへインポートしてフライト実行や編集ができます。現在は、フライト計画作成後、自動的に作成日時が入ったファイル名で保存されます。サムネイル表示またはカレンダー表示を追加することで、より簡単にフライト計画の検索ができます。
メディアファイルのダウンロード
ファイルリストでSDカード内のコンテンツを表示することで、ダウンロードしたいファイルを選択することも、一度に全てのファイルをダウンロードすることも可能です。この機能はビデオファイルの取得にかかる時間を短縮することにもつながります。
※ 2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。
本体価格
価格は税込表示です
UC-win/Road本体 製品価格はこちら
■本体価格
製品名 |
製品構成 |
価格 |
---|---|---|
UC-win/Road UAVプラグイン・オプション Ver.7 | プラグイン単独 | ¥330,000(税抜 ¥300,000) |
■フローティングライセンス価格
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。
製品名 |
価格 |
---|---|
UC-win/Road UAVプラグイン・オプション Ver.7 | ¥132,000(税抜 ¥120,000) |
サブスクリプションサービス 契約価格
■サポート内容
・バージョンアップ無償提供 ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX) ・ダウンロードサービス ・保守情報配信サービス
※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。
価格は税込表示です
対象製品 | 初年度 | 1年 |
---|---|---|
UC-win/Road UAVプラグイン・オプション Ver.7 サブスクリプション |
無償 | ¥132,000(税抜 ¥120,000) |
UC-win/Road UAVプラグイン・オプション Ver.7 サブスクリプションフローティング |
¥184,800(税抜 ¥168,000) |
■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能
■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能
■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。
※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。
※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。
レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス
価格は税込表示です
■レンタルライセンス
対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
UC-win/Road UAVプラグイン・オプション Ver.7 | ¥148,500 | ¥174,900 | ¥214,500 |
■レンタルフローティングライセンス
対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
UC-win/Road UAVプラグイン・オプション Ver.7 | ¥247,500 | ¥293,700 | ¥363,000 |
バージョンアップ開発履歴
■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。
UC-win/Road UAVプラグイン・オプション | ||
バージョン | リリース日 | 主なバージョンアップ内容 |
7.0.0 | 22/06/03 |
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UC-win/Road お問い合わせ窓口:road@forum8.co.jp
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