セミナー・フェア開催レポート

新型コロナウイルスの状況が予断を許さない中、展示会のリアル開催では万全の対策を行った上で、リアル・オンラインとも様々な形態で展示会が開催されています。


土木・建築・測量系
けんせつフェア北陸in新潟2021
DX時代の国土強靱化ソリューション ~デジタルツインを実現する3DVRソフトウェア~
●日時:2021年10月20日~21日 ●会場:新潟市産業振興センター ●主催:「けんせつフェア北陸in 新潟2021」実行委員会

本イベントは、「インフラDXが未来を変える ~みて、ふれて、知る 新技術・新工法~」というテーマで、6つの講演と展示が開催されました。展示では、国土交通省 九州地方整備局様向けに導入した遠隔操縦操作訓練用シミュレータが人気を集めました。今回展示会場では初となるVRモーションシート連携体験をご用意したため、重機の振動を感じながら操作でき、より臨場感を得られると好評でした。UC-win/Roadで構築したデジタルツイン環境をVRプラットフォームとして津波や河川氾濫等3Dハザードのシミュレーションに活用するご提案や、より効果的かつ広域的な情報発信として、バーチャルプラットフォームシステムF8VPSを、インフラデジタルデータベースのGIS連携災害情報共有、迂回路案内、VRでの可視化といったご提案に非常に関心を持って頂いています。これらの各種ソリューションにご興味がございましたら、ぜひ営業までご連絡ください。

重機の動き、振動を体感し、コントローラで操作

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先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2021
●日時:2021年11月24日~25日 ●会場:グランメッセ熊本 ●主催:先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2021 開催委員会

昨年はコロナ禍により中止となり、2年ぶりの開催となりました。熊本地震、球磨川氾濫といった大地震や豪雨被害など、激甚災害に度々見舞われている熊本では、防災・減災に対する意識が特に高く、関連する技術や工法が多数展示・発表されています。豪雨被害にあった福岡、佐賀、長崎、大分からの来場も多く、地域をあげての関心の高さが伺えます。出展社には、当社ユーザのコンサルタントやコンクリートメーカ数社様も出展されており、製品を通して広く社会に貢献できているのではないかと感じました。ブースに訪れたお客様からは、UC-1シリーズによるBIM/CIM展開や、FEM構造解析、地盤解析等、具体的な相談を多数頂き、解析支援サービスのご提案など密度の濃い対応ができました。ため池や調節池の治水、漏水、土石流解析等のご相談も頂いており、3DVRによる可視化やF8VPSを用いた情報発信にも関心を持って頂いています。今後も国土強靭化に資する各種ソフトウェアの活用を推進していきます。

デジタルツイン津波シミュレーション FEMによる地盤解析等各種UC-1製品も紹介

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第2回 C-Xross 2021 建設技術展 2021 関東
●日時:2021年11月25日~26日 ●会場:サンシャインシティ展示ホール/オンライン ●主催:日刊建設工業新聞社

C-Xrossとはクロステクノロジーを取り入れた建設技術を示すもので、建設技術と他の産業の技術を融合させ、建設産業の一層の発展を促す取組みを表します。まさにフォーラムエイトのDX時代を実現する技術・ソフトウェアを通した国土強靭化への取り組みに合致するものと言えます。ブース展示では、DX時代の国土強靭化ソリューションをテーマに、デジタルツインを可視化するVRCGソフトとして、UC-win/Road、Shade3D、F8VPSを紹介したほか、クラウド設計ソフトを含むUC-1設計シリーズや維持管理、FEM解析ソフトウェアをご案内しています。コンクリート維持管理支援ツール、橋梁点検支援システム、道路損傷システムなどインフラ維持管理の引き合いが多かったほか、重機の操作訓練用シミュレータや教育用シミュレータ、デジタルツインの構築など、展示に沿ったご相談を多く受けており、有意義な展示会でした。

F8VPSのご紹介

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自動車・システム系・その他
ハイウェイテクノフェア2021
DX時代の国土強靱化ソリューション ~デジタルツインを可視化する3DVRソフトとF8VPS~
●日時:2021年10月6日~7日 ●会場:東京ビッグサイト ●主催:公益財団法人 高速道路調査会

本展示会では、高速道路事業に関わる建設・管理技術、開発技術や各種道路関連事業などの最新技術、情報が発表されます。フォーラムエイトは、DX時代の国土強靭化施策をVRデジタルプラットフォームを用いたi-Constructionで強力にサポートするというメッセージを込めて出展しました。道路舗装、メンテナンス、コンサル・ゼネコン、メーカー、測量会社が多く来場され、ベースとなるデータベースに加え、外部で収集した情報をクラウドで分析し、設計・施工・維持管理まで活用可能な「インフラデジタルDBシステム」に関する引き合いが多かったと思います。設計ソフトやFEM解析ソフト、解析支援サービスへの関心も高く、BIM/CIMへのソフトの活用のご相談も受けています。また、株式会社NICHIJO様のロータリー除雪車の訓練用除雪シミュレータ、安全運転シミュレータを搭載したドライブシミュレータ、国土交通省九州地方整備局様の遠隔操縦操作訓練用シミュレータの操作体験では、安全教育・訓練に活用したい、との声を多く頂きました。また、NEXCO中日本様のブースでは、昨年末に納品した梯団除雪対応の除雪シミュレータのうちの1台が体験展示されていて、人気の体験スポットになっていたようです。

NEXCO中日本グループ様ブースの様子 安全運転シミュレータ
遠隔操縦操作訓練用シミュレータ インフラデジタルデータベースをご提案

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第4回[名古屋]オートモーティブワールド
DX時代のMaaS・自動運転ソリューション ~デジタルツインを実現する3DVRソフトウェア~
●日時:2021年10月27日~29日 ●会場:ポートメッセ なごや ●主催:RX Japan株式会社

フォーラムエイトはデジタルツインを実現し、リアルタイムシミュレーションに対応する3DVRソフトウェアUC-win/Roadを中心に、主に自動車関連の各種ソリューションを案内しました。展示では安全運転診断ができるドライブシミュレータ、反力を再現できるステアリングを用いた自動運転デモ、安価にVRモーションシミュレーションを実現できるVRモーションシートなど、ADAS、自動運転等の開発に役立つシステムのほか、AUTOSARTM対応組込システム、視線計測装置連携システムなどの提案を行っています。デジタルツインで実現するスマートシティにおける先進モビリティサービスを、複合的な交通シミュレーションを通して事前検証・解析したり、導入後のモニタリング活用など、UC-win/RoadやバーチャルプラットフォームシステムF8VPSを用いて構築することができます。また、今回バイクシミュレータを本展示会で初めて展示し好評を博しました。自転車、車いす、歩行、その他様々なシミュレータと合わせた複合シミュレーションも可能です。そのほか、製造業向けの主要フォーマットに対応した国産統合型3D-CG/CAD Shade3D、国産マルチプラットフォーム対応3Dゲームエンジンであるスイート千鳥エンジン®など、自動車分野だけでなく製造業・その他業界にも活用できる各種ツールを展示。フォーラムエイトの提供する各種ツール・ソリューションを研究・開発、教育・訓練など目的に応じてご活用下さい。

展示会初公開のバイクシミュレータ ドライブシミュレータ運転中の視線計測
展示ブースでは各種ソリューションをご紹介

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第7回鉄道技術展
DX時代の鉄道ソリューション
●日時:2021年11月24日~26日 ●会場:幕張メッセ ●主催:株式会社産業経済新聞社

フォーラムエイトは、3DVRソフトウェアで実現したデジタルツインをベースにした各種ソリューション、設計・構造解析ソフトウェアなどを中心にご紹介。展示ではツインレバータイプの本格的な鉄道シミュレータの展示体験を行い、鉄道関係者、鉄道ファンの皆様に大変好評でした。鉄道シミュレータに使われている主幹制御器(マスターコントローラ)とブレーキ弁、ハンドルは、実機のものを組み込んで運転台として構築しており、旧型ではありますが、まだまだ現役で活躍しているものです。コントローラはご要望に応じてどのタイプでも対応可能。車掌との連携シミュレーションによる教育・訓練シミュレータの構築や指令室も含めた統合シミュレーション環境にも関心を持って頂いてます。ぜひお問合せください。そのほか、併催された「橋梁・トンネル技術展」からのお客様も多数訪問され、FEM解析や維持管理ソフトウェア、ソリューションのお問合せを多数頂きました。

各種システム・シミュレータをご体験いただいた

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その他
TOKYO GAME SHOW 2021 ONLINE
DX時代の国産クロスプラットフォームゲームエンジン ~スイート千鳥エンジン®~
●日時:2021年9月30日~10月3日 ●会場:幕張メッセ/オンライン ●主催:コンピュータエンターテインメント協会(CESA)

前回開催に続き、オンライン開催となった東京ゲームショウ。今回は幕張メッセ会場で、メディア・インフルエンサー向けのリアル展示が行われ、フォーラムエイトも出展しました。ブースでは、「スイート千鳥エンジン®」、「Shade3D」の最新バージョンなどゲーム開発に役立つツールの展示を初め、VRモーションシート、バーチャルプラットフォームシステム「F8VPS」の展示を行いました。一般参加者やゲーム業界、ビジネス関係者がいない特別な展示会で、ユーチューバーやメディア関係者の訪問が多数あり、体験後、YoutubeやSNS、ご自分のサイトなどで体験の様子をご紹介頂くなど、通常の展示会とは違った形での情報発信もできました。また「オンライン体験ツアー」企画としてタレントが日替わりで各ブースの訪問&体験取材があり、漫才コンビ ダイアンによる試遊ライブ配信が行われました。 当社は歴史あるラリーイベントであるWRC世界ラリー選手権に賛同し、フォーラムエイト・ラリージャパン2021、ACIラリーモンツァ及び2022年までのWRC公式スポンサーを務めていますが、開催2日目には、3goo社のラリーゲームの協力展示を行い、残念ながら開催見送りとなった2021年大会に想いを馳せつつ翌年開催への期待を込めWRCの公式ゲームを展示体験する場を提供。レース好きのゲーマーに大好評でした。

ライブ配信されたダイアンによる試遊体験取材

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CEATEC 2021 ONLINE
DX時代のVRで加速するスマートシティ ~さまざまなシミュレーションに対応する”都市OS”~
●日時:2021年10月19日~22日 ●会場:オンライン ●主催:一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)

フォーラムエイトでは、都市の空間をつなげる”都市OS”を、UC-win/RoadとF8VPSを使用し、デジタルツイン上に構築する技術をご提案。人々の暮らし満足度向上や、グリーン化等、多様で持続可能なスマートシティを実現可能です。Project PLATEAUのユースケースをはじめ、3D都市モデル作成に幅広く採用されている当社製品群の数々を、F8VPSで構築した“CEATECオリジナルバーチャル展示会場“で展示しました。この他、自動運転やAUTOSARTM対応の自動車開発向けVRシミュレーション統合プラットフォーム、スイート千鳥エンジン®等もご紹介。また、2つのプレゼンテーション「DX時代のMaaS・自動運転ソリューション~デジタルツインを加速する3DVR・CGソフトウェア」「PLATEAUを用いた3DVRシミュレーションソフトウェアUC-win/Roadによるデジタルシティ構築事例」では多くの方にご聴講頂きました。ビデオチャットでは訪問者の方へ各種ソリューションのご紹介やお持ちの課題へのご提案を実施。デジタルツインをベースに当社の3DVRシミュレーション技術で、様々な業界、ジャンルに活用の場が拡がります。

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学生向けイベント
スポーツ政策学生会議2021(Sport Policy for Japan 2021)
●日時:2021年10月19日~22日 ●会場:オンライン 
●主催:スポーツ政策学生会議企画委員会、日本スポーツ産業学会
フォーラムエイト
協賛

大学生による日本のスポーツ政策やスポーツ産業振興策についての研究成果を発表し議論する本イベント。スポーツを軸に様々な視点から、政策提言を行っていこうという企画で、対象のテーマについては、自由な発想で学生の皆さまが選定され、空き家問題、食品ロス、水質改善など、多岐にわたり大変興味深いものでした。どの参加者も、論文内容以上に、しっかりした準備を行っていて、聞きごたえのあるプレゼンが約50作品発表されました。フォーラムエイトは協賛企業として、東海大学の作品を表彰。エアロバイクなどを使ったフィットネスジムでの発電・ポイント付与の仕組みを評価しました。自転車シミュレータで、実際の蓄電機構も備えた発電量デモシステムへの展開が考えられます。「スポーツは教えてくれる」執筆者の玉木先生からは、ニューズ・オプエド/ダイナミック企画立案賞として、テーマ、提言の「新規性・独創性・先進性」を評価、ブラックバスや、外来種植物の駆除をイベントにする神奈川大学の企画を選定されました。最優秀賞は、児童養護施設におけるスポーツ等を通じた支援をテーマにした神奈川大学が受賞しています。

フォーラムエイト賞を受賞した東海大学の作品
 「スポーツ場面におけるエシカルな行動変容への可能性」

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第4回 U-16山梨プログラミングコンテスト開催
●日時:2021年12月11日 ●会場:山梨県立甲府工業高等学校 専攻科 
●主催:山梨NPO法人山梨ICT&コンタクト支援センター
フォーラムエイト
協賛

NPO法人 山梨ICT&コンタクト支援センターは、ICTを活用した「スマートまちづくり」により、地方に雇用を生み、地域経済を活性化させる事を目指す非営利団体です。 U-16山梨プログラミングコンテストはその一環として、未来のエンジニア育成につながる取り組みとして開催されており、フォーラムエイトは第1回大会より連続して協賛しています。 今回は、対戦型ゲームプラットフォームを利用した「協議部門」と、CG・Webコンテンツ・自作プログラムなど自由に作成したデジタル作品が評価される「作品部門」が開催され、参加者による審査員へのアピールや質疑応答などが行われました。金賞は小学6年生の横澤さんが受賞し、フォーラムエイトでは賞品としてゲームプログラミングPCを提供いたしました。

受賞者のみなさん フォーラムエイト賞副賞のゲームプログラミングPC

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(Up&Coming '22 新年号掲載)
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