日程ごとに開催レポートを掲載しております。講演のアーカイブや資料をご確認いただけます。
第15回目となるデザインフェスティバルは昨年に引き続き会場×ハイブリッドにて開催を行い、日本全国、海外からもたくさんの方にご参加をいただきました。
「DX時代の生産性向上、経営革新につながるソフトウェアとデジタルツインを提案します!」というテーマの元、イブから3日間素晴らしい講演が続きました。
ご参加頂きました皆様、審査、講演を頂きました関係者の皆様へ改めて厚く御礼申し上げます。
来年またお会いできますことを楽しみにしております。
フォーラムエイトは2021年11月17日~19日(16日はその前夜祭)にわたり、「FORUM8デザインフェスティバル 2021-3Days+Eve」を品川インターシティホールおよび同ホワイエで開催いたしました。
元々個別に催されていた複数イベントが2009年に再編。以来、「デザインフェスティバル」は現行の、毎年秋に3日間かけて行う形へと移行。2015年からは前夜祭を付設し、当社の最新技術と多彩なアートがもたらすケミストリーを体感していただく試みが趣向を凝らして展開。加えて、なかなか収束が見通せない世界的なコロナ禍の下、前回に続き会場での感染症予防策の徹底とともに、オンライン参加も可能なハイブリッド方式を採用しました。
今回デザインフェスティバルは、オンライン開催による前夜祭を受け、「第6回 自動運転カンファランス」「第22回 UC-win/Road協議会(VRコンファランス)」「第7回 最先端表技協・最新テクノロジーアートセッション」「第14回 国際VRシンポジウム」および「第15回 デザインコンファランス IM&VR・i-Constructionセッション」を構成する講演や発表、「第20回 3D・VRシミュレーションコンテスト・オン・クラウド」「第9回 学生クラウドプログラミングワールドカップ(CPWC)」「第11回 学生BIM & VRデザインコンテスト オンクラウド(VDWC)」「第7回 ジュニア・ソフトウェア・セミナー」「第5回 羽倉賞」および「第8回 ナショナル・レジリエンス・デザインアワード(NaRDA)」の公開審査と表彰式、出版書籍の著者講演などが繰り広げられました。
今回前夜祭は「A New Road(未来の道を進む)」をテーマに、昨年に引き続き完全オンラインで開催。能やピルビスワーク、ONI氏演出によるサウンドアートを軸とした多岐にわたるアーティストらのライブパフォーマンスから構成。開幕を華やかに彩りました。
デザインフェスティバルDay1は、午前から午後の部前半にわたり、「第6回 自動運転カンファランス」でオープン。来賓あいさつを挟み、自動運転に関わる最新施策、技術や標準化の動向、実証実験およびプロジェクトについて関係4省庁の担当者5氏が講演。併せて、当該分野の研究開発向けに当社が提供するデジタルツイン環境に関わる最新情報を紹介しました。
午後の部後半は、「第20回 3D・VRシミュレーションコンテスト・オン・クラウド」の各賞発表と表彰式を開催。これに先立ち、全応募作品の中から13作品をノミネート。VR-Cloud®を利用した一般投票(11月5日~14日)、本審査会(11月16日)を経て各賞が決定されています。
最後に、フォーラムエイト パブリッシングの新刊2書籍「フォーラムエイトが広げるBIM/CIMワールド 増補改訂版」および「Shade3D 公式ガイドブック 2022 for ビギナーズ」の各執筆者・監修者により内容を紹介する講演が行われました。
Day2午前の部前半は、「第22回 UC-win/Road協議会」向け「プレゼンテーション」でスタート。後半は、「第9回 CPWC」(応募作品から事前にノミネートされた8作品)および「第11回 VDWC」(同じく7作品)の公開最終審査が実施されました。
午後の部前半の皮切りは、「スペシャルセッション」の特別講演。続く「第7回 最先端表技協・最新テクノロジーアートセッション」は、同表技協会長のあいさつを受け、表技協による「第5回 羽倉賞」(同じく8作品)の各賞発表と表彰式を実施。さらに、「第14回 国際VRシンポジウム」ではまず、「World16」のミッションや取り組みを紹介。次いで、リアルあるいはオンラインで参加した世界各地のメンバー(進行役を除く10名)が各々自身のプロジェクトについて発表。それらの成果を当社の製品開発に繋げていく考え方へと展開しました。
午後の部後半は、今回もパトリック・ハーラン氏がプレゼンターとして加わり、「第9回 CPWC」「第11回 VDWC」および「第7回 ジュニア・ソフトウェア・セミナー」の各賞発表と表彰式を実施しました。
デザインフェスティバル最終日(Day3)は、午前の部から午後の部前半にわたり「第15回 デザインコンファランス IM&VR・i-Constructionセッション」として、オンラインで繋がったオードリー・タン台湾デジタル担当大臣を交えたパネルディスカッション形式の特別講演やプレゼンテーションなどにより構成しました。
午後の部後半は、「第8回 NaRDA」(応募作品から事前にノミネートされた8作品を対象に審査員が11月16日に最終審査)の各賞発表と表彰式を実施しました。
なお、今回デザインフェスティバルでは会場あるいはオンラインを通じた入場者数(前夜祭を含む)が累計で約2千名に上っています。
※EVE、Day1~Day3は日程ごとに開催レポートを掲載しております。上部のメニューより講演のアーカイブや資料をご確認いただけます。
FORUM8デザインフェスティバル3Days+Eveでは、毎年新たなソフトウェア、システム事例、研究開発が発表されています。とりわけ本年は、デジタル庁の設立、各省庁のDX推進が急速に進んできており新しい働き方、企業活動に大きな変革がもたらされようとしています。
自動運転については、その開発、変革の流れは今後も永続的に続くものと考えられ、MaaSの展開で見られるとおり、都市やまちづくりの変革にもつながっています。弊社では4省庁の専門家に講演をお願いし、第6回自動運転カンファランスを開催します。毎回数多くの質問が挙がり、皆様の疑問が解決されています。また、第20回3DVRシミュレーションコンテストでは、自動車研究、運転交通シミュレーション、まちづくりなど、様々な分野での活用手法が発表されます。また、UC-win/RoadではバーチャルプラットフォームF8VPSへの展開を強力に推進しており、今回も新たな技術、機能の発表を予定しています。
Day2では、第9回学生クラウドプログラミングワールドカップCPWC、第11回学生BIM&VRデザインコンテスト・オン・クラウドVDWCの最終審査・表彰式を行い、世界中からノミネートされた学生チームが競います。最先端表現技術利用推進協会の第5回羽倉賞発表、第14回国際VRシンポジウムもご期待下さい。Day3では、台湾デジタル担当大臣オードリー・タン氏をオンラインで招聘し、「DX時代のインフラ強靭化、防災ITの推進」をテーマの一つとして東北大学教授 今村文彦氏、グリニッジ大学教授 エドウィン・R・ガリア氏によるディスカッションを予定しています。その後、第8回ナショナル・レジリエンス・デザインアワードを開催し、国土強靱化や防災に貢献する様々な技術作品が発表されます。
例年の通り、前夜祭Eve、パブリッシング新刊出版披露、展示ではリアルとバーチャルを提供します。本フェスティバルにて、フォーラムエイトのソフトウェア、サービスを知っていただき、ユーザの皆様、エンジニアの皆様の生産性向上、企業の経営革新にもつながる良い機会として、ぜひともご参加くださいますようお願い申し上げます。
株式会社フォーラムエイト 代表取締役社長 伊藤裕二