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新製品紹介

建築杭基礎の設計計算 Ver.2 建築基準に準拠した杭基礎・基礎の設計プログラム

新たにリリースしたVer.2の対応項目のうち、追加機能である「負の周面摩擦力に対する検討」および「液状化の判定」について説明します。

■追加機能
  • 負の周面摩擦力に対する検討
  • 液状化の判定
■拡張機能
  • 多層地盤モデルにおける杭頭固定度の考慮
  • 任意係数指定による支持力算定における摩擦力度上限値の考慮
  • 断面ごとの杭径変化に対応
  • 杭体断面数の拡張(上限値を3断面から5断面)


●負の周囲摩擦力に対する検討
  • 圧密沈下が生じるおそれのある地盤に打設される杭では、杭周面に下向きに作用する負の周面摩擦力の影響を考慮する必要があります。本バージョンでは、負の摩擦力に対する杭の鉛直支持力、杭体の応力に関する検討を建築基礎構造設計指針(※以下、基礎指針)(2001年改訂)に準じて行います。
    1.  鉛直支持力の検討
       P+PFN <(RP+dRF)/ 1.2
    2.  杭体応力の検討
       P+PFN < SFC・AP

    杭先端の極限支持力および正の周面摩擦力算定方法は、次の方法から選択します。
    • 2007年建築物の構造関係技術基準解 説書による
    • 基礎指針による
    • 摩擦力度の係数を任意で指定する

     中立点は、圧密層の層番号を指定し算定する方法と中立点の標高を直接入力する方法を選択できます。圧密層を指定する場合は、以下の式で算定します。
      Ln = 0.9・La
      (※係数0.9は入力値なので変更可能)
      Ln:地表面から中立点までの深さ(m)
      La:地表面から圧密層下面までの深さ(m)
    ▲負の周面摩擦力と中立点

●液状化の判定
  • 基礎指針(2001年改訂)に準じた液状化の判定を行います。液状化の判定を行う条件は、下記をすべて満たす場合とします。
    1. 飽和土層(地下水位より以深)
    2. 地表面から20(m)程度以浅の沖積層
    3. 細粒分含有率Fc≦35(%)または、
      Fc>35(%)で粘土分含有率Cc≦10(%)、または塑性指数Ip≦15
      なお、粘土分含有率Ccは粘性土のみ参照します。また、測定点が層境の場合は、上の層に属するものとして取り扱います。N値測定点での入力では、柱状図が表示されます。

    当社サーバによるライセンス管理
    本製品の起動および同時使用ライセンス数の管理は、すべて「UC-1 for SaaS Groupware」(図1)上で管理されます(※ 1)。従来は、ドングル(USBキー)用のハードウェアドライバやネットワーク認証(NetPRO)用サーバをユーザ側で導入する必要がありましたが、UC-1 for SaaSのサービスではこれらが一切不要となります。


●液状化による水平地盤反力と塑性水平地盤反力の低減係数の算定
  • 基礎指針(2001年改訂)P69に記載される図4.5.14または、基礎指針(1988年改訂)P168記載の表4.5.1により、水平地盤反力および塑性水平地盤反力の低減係数を算定します。各N値測定点ごとの低減係数の他に各層ごとの低減係数を算定する事が可能です。層ごとの低減係数を算定した場合は、水平力の検討にてその計算結果を使用します。
    層ごとの低減係数は、層内に含まれるN値測定点の補正N値および安全率Flの平均値または最小値を用いて算定します。

    「建築杭基礎の設計計算」では、今後も皆様のご意見・ご要望を取り入れ改良を加えていきます。どうぞご期待下さい。

▲入力画面 ▲負の摩擦力検討結果確認画面 ▲層ごと低減係数の結果画面


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(Up&Coming '10 晩秋の号掲載)
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