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New Products & Service 構造解析/断面 
RC断面計算(部分係数法・H29年道示対応) Ver.2
部分係数法による鉄筋コンクリート断面計算プログラム
●新規価格
●リリース
143,000円
2018年3月

 はじめに
平成29年11月に、『道路橋示方書』が改訂されました。本製品における道路橋示方書への正式対応として、Ver.1からの改訂内容の概略を以下でご紹介致します。
 平成29年道路橋示方書への対応
鉄筋コンクリート部材の限界状態1における特性値算出方法
コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3を超えるとコンクリートに残留ひずみが生じる可能性がございます。そのため、降伏曲げモーメントの特性値の算出にあたり、鉄筋の引張応力度が降伏強度に達した際に、コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3に達する場合には、コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3に達するときの抵抗曲げモーメントを、降伏曲げモーメントの特性値として扱い、制限値と比較致します。なお、圧縮応力度が設計基準強度の2/3以下となる範囲では、以下の応力度−ひずみ曲線を使用します。

耐久性に関する照査
部材が設計耐久期間を100年とした場合において、耐久性を確保するよう、内部鋼材の防食、コンクリート部材の疲労について以下を確認します。

<内部鋼材の防食>
永続作用が支配的な状況において、鉄筋コンクリート構造部材については、引張応力度が制限値を越えていないか確認致します。プレストレストコンクリート部材については、プレストレストコンクリート適応範囲のコンクリートの圧縮応力度及びコンクリートの斜引張応力度が制限値を越えていないか確認致します。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
図1 コンクリートの応力度-ひずみ曲線
<コンクリート部材の疲労>
繰り返し作用する活荷重などの変動作用に対して、疲労の影響がないように設計を行う必要がございます。変動作用の組合せについては、次式の組合せのみを対象とします。
  • 1.0(D+L+PS+CR+SH+E+HP+U)  (1)

鉄筋コンクリート部材の場合には、鉄筋の引張応力度及び、コンクリートの圧縮応力度について制限値を越えていないかを確認致します。プレストレストコンクリート部材の場合には、PC鋼材の引張応力度、コンクリートの圧縮応力度、コンクリートの斜引張応力度について制限値を越えていないか確認致します。

制限値と比較する応力度の種類
鉄筋の引張応力度 プレストレストコンクリート部材
鋼材の防食 鉄筋の引張応力度 コンクリートの圧縮応力度
コンクリートの斜引張応力度
コンクリート部材の疲労 鉄筋の引張応力度
コンクリートの圧縮応力度
PC鋼材の引張応力度
コンクリートの圧縮応力度
コンクリートの斜引張応力度
表1 耐久性能照査に用いる応力度
 操作性改善
断面のブロック化入力機能
一軸対称の断面を複数の台形と円形の組合せで表したパターンにてご入力していただけます。ユーザーが任意の対称断面をご入力していただくことが可能となります。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
図2 ブロック入力選択画面及び寸法入力画面

アンドゥ・リドゥ機能
一度行った作業を元に戻したい場合、アンドゥボタンもしくはリドゥボタンをクリックするだけで、データを変更前に戻すことが可能です。

入力データ出力機能
ご入力いただいた照査条件などを出力致します。照査がどのような入力条件で行われたかレポートのみで確認していただくことができます。

詳細データ出力機能
算出式や計算過程における値の出力致します。照査結果の検算などにご利用していただくことができます。

 おわりに
以上、主な機能改訂についてご紹介させていただきました。今回の改訂は道路橋示方書への正式な対応及び機能の向上となります。今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えてまいります。どうぞご期待ください。
(Up&Coming '18  春の号掲載)
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