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震度算出(支承設計)Ver.10
複数振動系を有する橋梁の静的フレーム法による震度算出プログラム

●新規価格
●アップグレード価格 
274,000円
137,000円
●リリース 2015年3月
UC-1 橋梁下部工
 はじめに
「震度算出(支承設計)Ver.10(平成24年道示対応版)」では、主に以下の変更・拡張を行う予定としています。

  1. 免震設計:レベル2静的解析に対応
  2. 下部構造の減衰特性を考慮した設計水平震度の算定
  3. 固有周期によらず地盤毎の設計水平震度の標準値のピーク値を用いた設計水平震度の算定
  4. 3D描画拡張
 免震設計 レベル2静的解析
平成24年版の道路橋示方書にて免震設計における静的解析の記述は、全て削除されました。そのため、本製品の平成24年道示対応版においては、橋梁の減衰定数による低減を行わないレベル1地震動のみ対応していました。しかし、レベル2地震時の静的解析へのご要望が非常に多く、今回、一部の計算を平成14年版道示に準拠することで静的解析に対応する運びとなりました。

<平成14年版に準拠する項目>
  • 構造物特性補正係数
  • 免震橋の減衰定数
  • 免震橋の減衰定数に基づく補正係数
  • 免震支承の設計変位
上記以外の地域別補正係数、設計水平震度の標準値、許容塑性率等については、平成24年版道示に準拠して算定します。
平成24年版道示に完全に準拠した結果でないため、参考値扱いとなりますが、通常の結果同様、下部構造製品とも連動が可能となります。
 下部構造の減衰特性を考慮した設計水平震度
「既設橋梁の耐震補強工法事例集(財)海洋架橋・橋梁調査協会」平成17年4月PU-301に記載される基礎の減衰効果を評価した設計水平震度の算定に対応しました。右の式にて下部構造の減衰定数を算定します。  
下部構造の減衰定数により補正係数CEを表-2.1により算定します。  
免震設計時と同様、構造物特性補正係数に補正係数CEを乗じて、設計水平震度を低減しますが、許容塑性率は非免震時の値を適用します。  
減衰定数 h 補正係数CE
h<0.1 1.0
0.1≦h<0.12 0.9
0.12≦h<0.15 0.8
h≧0.15 0.7
▲表1 PU-303
 設計水平震度標準値のピーク値による設計水平震度
固有周期の値によらず、設計水平震度の標準値のピーク値を用いた、設計水平震度および慣性力の算定に対応しました。補強設計時に考えられる最大の設計水平震度を用いて設計を行う場合などに適用します。固有周期の算定は、通常通り行いますが、設計水平震度の標準値は地盤種別から決定されます。

地盤種別 Lv.1 Lv.2タイプT Lv.2タイプU
T種 0.20 1.40 2.00
U種 0.25 1.30 1.75
V種 0.30 1.20 1.50
▲表2 設計水平震度の標準値のピーク値
 3D描画拡張
3D形状図へのテクスチャ表示に対応します。コンクリートの質感などをよりリアルに表現できるようになります

 
▲図1 テクスチャ
 おわりに
今回は、主に免震設計、補強設計を考慮した設計水平震度の算定への対応を行います。適用範囲の幅が広がり、より多くの場面でご使用いただけるようになります。今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。
(Up&Coming '15 春の号掲載)
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